ステロイドを用いた治療について
ケナコルトA(ステロイド注射)出荷制限のお知らせ
現在、ケナコルトA(トリアムシノロンアセトニド注射薬)について、製造や出荷の遅れが発生しており、全国的に在庫がほとんどない状態が続いています。
当院でも入荷ができず、治療に使用できない状況となっております。
患者様にはご不便とご心配をおかけし、誠に申し訳ありません。
なぜ使えなくなっているのか
製造元において、海外工場の新しい製造設備の確認や認証に遅れが生じており、その影響で薬の供給が不安定になっています。
また、ケナコルトAの代わりとなる注射薬についても、現在は十分な供給がなく、多くの医療機関で同様の問題が起きています。
影響が出る可能性のある治療
これまでケナコルトA注射を使用していた、次のような治療で影響が出る可能性があります。
- ばね指
- 痛風発作、偽痛風発作などの結晶誘発性関節炎
- 石灰沈着性腱板炎
今後は、注射治療の継続が難しい場合があり、治療内容の変更や他の治療法についてご相談をお願いすることがあります。
当院での対応について
現在、当院にはケナコルトAの在庫がなく、新たな入荷の予定も立っていません。
そのため、ケナコルトA注射による治療は行うことができません。
効果が近い他のお薬が入荷した場合には使用を検討しますが、現時点ではそれらも入手が難しい状況です。
注射以外の治療方法や、症状に応じた別の治療については、担当医がご説明し、ご提案いたします。
ご不安な点やご希望がありましたら、遠慮なくご相談ください。
出荷制限の対象となっている製品
- ケナコルト-A筋注用・関節腔内用水懸注 40mg/1mL
- ケナコルト-A皮内用・関節腔内用水懸注 50mg/5mL
最後に
薬の供給が回復するまでの間、患者様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
ご不明な点やご心配なことがございましたら、受付またはスタッフまでお気軽にお声かけください。
今後の状況に変化がありましたら、改めてお知らせいたします。



