📋 この記事でわかること

  • 肺炎球菌感染症がなぜ高齢者に危険なのか(死亡リスク・重症化の実態)
  • 2026年4月から変わった定期接種の最新情報(プレベナー20・生涯1回接種)
  • 明石市の費用・対象者・接種期間(令和8年度最新版)
  • 再接種助成制度(過去に接種した方向け)
  • 朋クリニックでの接種の流れ(Web予約24時間受付)

⚠️ 65歳になった方へ:定期接種の期限は「1年間」のみです!期限注意

明石市から予防接種券が届いたら、65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで(1年間)が接種できる期間です。この期間を過ぎると定期接種(公費補助)は受けられなくなります。
令和8年度(2026年度)の自己負担額:7,000円

明石市の定期接種指定医療機関|朋クリニック
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肺炎球菌感染症とは?高齢者に特に危険な理由

肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)は、健康な人の鼻やのどにも常在している細菌です。しかし、加齢や基礎疾患によって免疫力が低下すると、この菌が肺・血液・髄膜などに侵入し、命に関わる重篤な感染症を引き起こします。

⚠️ 肺炎球菌感染症の深刻さ(データで見る)

肺炎の死亡率(全体)

死因第5位(人口10万人あたり約67人)

IPD患者の死亡率

約19〜30%(5人に1人が死亡)

IPD患者の高齢者割合

約69%が65歳以上

肺炎球菌性肺炎の入院率

高齢者では入院が必要なケースが多い

※ 国立がん研究センター・厚生労働省・日本感染症学会データより

肺炎球菌が引き起こす主な疾患

疾患名特徴・症状重症度
肺炎球菌性肺炎高熱・咳・痰・呼吸困難。高齢者では症状が出にくく発見が遅れることも★★★★ 高い
菌血症・敗血症菌が血液に侵入。急激な全身状態悪化。集中治療が必要なことも★★★★★ 非常に高い
髄膜炎脳・脊髄を覆う膜の炎症。後遺症が残ることがある★★★★★ 非常に高い
中耳炎・副鼻腔炎耳の痛み・難聴・鼻づまり。小児に多いが高齢者でも発症★★★ 中程度
🏥 高齢者の肺炎は「入院・死亡」に直結する

65歳以上の高齢者が肺炎球菌に感染すると、若い世代と比べて重症化スピードが速く、入院が必要になるケースが多くなります。特に侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)では、入院後30日以内の死亡リスクが若年者の約1.78倍という国内データもあります。
「風邪かな」と思って様子を見ているうちに急変するケースも多く、予防こそが最善の対策です。

特にリスクが高い方

65歳以上の高齢者
糖尿病がある方
心臓病・心疾患のある方
慢性腎臓病の方
COPD・喘息など呼吸器疾患の方
肝臓病(肝硬変など)の方
免疫機能が低下している方
喫煙習慣のある方

【2026年4月大変更】プレベナー20が定期接種にNEW

2026年4月1日より、高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種制度が大きく変わりました。これまでのニューモバックス(PPSV23)に代わり、新しい結合型ワクチンプレベナー20(PCV20)が定期接種の対象ワクチンとなりました。

📌 2026年4月からの主な変更点

① 定期接種ワクチンがニューモバックス(PPSV23)→ プレベナー20(PCV20)に変更
② 結合型ワクチンのため免疫記憶が形成され、生涯1回の接種で原則完了
③ ニューモバックスは定期接種の対象外となり、2026年4月以降は全額自費
④ 明石市の自己負担額:7,000円(市民税非課税・生活保護世帯は無料)

旧制度(〜2026年3月)
ニューモバックス(PPSV23)

  • 多糖体ワクチン
  • 23種類の血清型をカバー
  • 免疫記憶が形成されにくい
  • 効果は約5年→再接種が必要
  • 2026年4月以降は全額自費
新制度(2026年4月〜)
プレベナー20(PCV20)

  • 結合型ワクチン
  • 20種類の血清型をカバー
  • 免疫記憶が形成されやすい
  • 生涯1回の接種で原則完了
  • 定期接種(公費補助)対象

プレベナー20の特徴と優れた点

プレベナー20(PCV20)は、ファイザー社が開発した20価の肺炎球菌結合型ワクチンです。従来のプレベナー13(PCV13)をベースに、7種類の血清型(8型・10A型・11A型・12F型・15B型・22F型・33F型)が追加されました。

なぜ「結合型」が優れているのか

🔬 結合型ワクチン(PCV)の仕組み
肺炎球菌の莢膜多糖体にキャリアタンパクを化学的に結合させることで、T細胞を介した免疫応答を誘導します。これにより免疫記憶(メモリーB細胞)が形成され、長期にわたる保護効果が期待できます。

特徴詳細
対応血清型20種類の肺炎球菌血清型に対応(1・3・4・5・6A・6B・7F・8・9V・10A・11A・12F・14・15B・18C・19A・19F・22F・23F・33F型)
免疫の持続性結合型ワクチンのため免疫記憶が形成されやすく、長期間の保護効果が期待できる
接種回数生涯1回(原則として追加接種は不要)
接種方法筋肉内注射(上腕に接種)
小児での実績2024年10月から小児定期接種にも採用。安全性・有効性の実績が積み重ねられている
他ワクチンとの同時接種インフルエンザワクチンや帯状疱疹ワクチンとの同時接種が可能(医師の判断による)

明石市の定期接種対象の方(65歳)は、自己負担7,000円でプレベナー20を接種できます。
生涯1回の大切な機会を、ぜひ朋クリニックで。

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明石市の定期接種:対象者・費用・接種期間(令和8年度)

接種対象者

対象者予防接種券の受け取り方
満65歳の明石市民65歳の誕生日にあわせて自動発送(申込不要)
接種時点60〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害またはHIVによる免疫機能障害(身体障害者手帳1級相当)のある方明石市保健予防課へ予防接種券の交付申請が必要
⚠️ 重要:過去に接種した方は定期接種の対象外

過去に肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスなど)を1回でも接種したことがある方は、定期接種の対象外となります。ただし、医師が必要と認めた場合は接種できます(任意接種)。また、明石市の再接種費用助成制度をご利用いただける場合があります(次のセクションをご参照ください)。

接種費用と接種期間

通常の自己負担額
7,000円
令和8年度(2026年度)
非課税・生活保護世帯
無料
所定の証明書類が必要
接種可能期間
1年間
65歳誕生日前日〜66歳誕生日前日

💡 無料で接種できる方の証明書類(いずれか1つ)
① 令和8年度 介護保険料額決定通知書(介護保険料段階1〜3段階)
② 明石市高齢者肺炎球菌予防接種費用にかかる免除決定通知書(事前申請が必要)
③ 生活保護受給証明書(接種日より3か月以内に発行されたもの)
※ 後日返金は不可。接種当日に医療機関へ提出が必要です。

接種当日の持ち物

持ち物備考
❶ 予防接種券明石市から誕生日にあわせて自動発送されます
❷ 予診票予防接種券に同封されています
❸ 本人確認書類健康保険証・マイナンバーカードなど
❹ お薬手帳お持ちの方はご持参ください
❺ 無料証明書類非課税・生活保護世帯の方のみ(該当者のみ)

再接種費用助成制度(過去に接種した方へ)

「以前にニューモバックスを打ったことがある」という方でも、明石市の再接種費用助成制度を利用できる場合があります。

再接種助成の対象者(3つの条件すべてを満たす方)

1
65歳以上の明石市民であること

2
肺炎球菌ワクチンを前回接種してから5年以上経過していること

3
肺炎球菌ワクチンの再接種を医師が必要と認めた方(かつ令和8年4月1日以降に接種したことがない方)

助成額の目安(令和8年度)

世帯区分かかった費用(例)助成額自己負担額
市民税課税世帯10,000円3,000円7,000円
市民税課税世帯12,000円4,154円7,846円
非課税・生活保護世帯10,000円10,000円0円(無料)

📝 再接種助成の申請手順

  • STEP1:申請書兼請求書に記入し、医師の署名をもらう(当院でも対応可)
  • STEP2:全額自費で接種を受ける
  • STEP3:申請書・領収書・接種済証を明石市保健予防課へ郵送または窓口提出
  • STEP4:約2か月後に指定口座へ助成金が振り込まれる

※ 助成金の請求期限:令和10年3月31日まで
※ お問い合わせ:明石市保健予防課 ☎ 078-918-5668

「再接種の対象になるか確認したい」方もお気軽に
朋クリニックでは接種歴の確認・医師への相談もWeb予約で受け付けています。

Web予約はこちら →

65歳になった方(定期接種の対象)
糖尿病・心疾患・腎臓病など基礎疾患がある方
COPD・喘息など慢性呼吸器疾患がある方
これまで肺炎球菌ワクチンを一度も接種したことがない方
前回の接種から5年以上経過している方
インフルエンザワクチンと同時接種を希望する方
ご高齢のご家族・ご両親の健康が心配な方
肺炎で入院・重症化するリスクを下げたい方

💡 朋クリニックからのポイント:
肺炎球菌ワクチンはすべての肺炎を防ぐわけではありませんが、最も重症化しやすい肺炎球菌による感染症の予防に非常に有効です。特に65歳の定期接種は生涯1回限りの公費補助。この機会をぜひご活用ください。

朋クリニックでの接種の流れ

朋クリニックは明石市の定期接種指定医療機関です。内科専門医が丁寧に問診・説明を行い、安心して接種を受けていただけます。

1
Web予約(24時間受付)またはお電話でご予約
「肺炎球菌ワクチンの接種を希望」とお伝えください。ワクチンを確保するため、事前予約をお願いしています

2
当日の持ち物を準備してご来院
予防接種券・予診票・本人確認書類・お薬手帳をご持参ください。非課税・生活保護世帯の方は無料証明書類もお忘れなく。

3
医師による問診・説明
接種前に医師が体調を確認し、ワクチンの効果・副反応・注意事項について丁寧にご説明します。初めての方も安心してご相談ください。

4
接種(上腕への筋肉内注射)
プレベナー20を上腕に筋肉内注射します。接種時間は数分程度です。

5
接種後の経過観察(約15〜30分)
接種後はしばらく院内で様子を見ていただきます。体調に問題がなければご帰宅いただけます。接種部位の腫れ・発熱などが出た場合はご連絡ください。

🏥 朋クリニックの特徴

  • 内科・整形外科の常時2診体制(内科1診・整形外科1診)
  • 内科には血液内科専門医・神経内科専門医が5名在籍
  • 整形外科には整形外科専門医が3名在籍
  • Web予約24時間受付で待ち時間を短縮
  • 明石市の定期接種指定医療機関として安心の体制

※ 眼科・産婦人科・歯科は当院では対応しておりません。

よくある質問(FAQ)

Q1. 明石市の肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)の費用はいくらですか?

A. 令和8年度(2026年度)の自己負担額は7,000円です。市民税非課税世帯・生活保護受給世帯の方は、所定の証明書類を接種当日に持参することで無料で接種できます。

Q2. 何歳から接種できますか?接種期間はいつまでですか?

A. 定期接種の対象は満65歳の明石市民です。接種できる期間は65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで(1年間)です。この期間を過ぎると定期接種(公費補助)は受けられなくなります。

Q3. 以前にニューモバックスを接種しました。プレベナー20も受けられますか?

A. 過去に肺炎球菌ワクチンを接種した方は定期接種の対象外となります。ただし、65歳以上で前回接種から5年以上経過し、医師が必要と認めた場合は明石市の再接種費用助成制度を利用できる場合があります。詳しくはご来院の上、医師にご相談ください。

Q4. インフルエンザワクチンと同時接種できますか?

A. 医師の判断により、インフルエンザワクチンや帯状疱疹ワクチンとの同時接種が可能です。秋冬の接種シーズンに合わせて、まとめて接種されることをおすすめします。詳しくはご予約時にお申し出ください。

Q5. 副反応はありますか?

A. 主な副反応として、接種部位の腫れ・痛み・発赤が見られることがあります。また、発熱・倦怠感が出ることもありますが、多くは数日で改善します。重篤な副反応(アナフィラキシーなど)は非常にまれですが、接種後15〜30分は院内で経過観察を行います。

Q6. 予防接種券が届かない場合はどうすればいいですか?

A. 65歳の誕生日にあわせて自動発送されますが、届かない場合は明石市保健予防課(☎ 078-918-5668)にお問い合わせください。朋クリニックでも接種に関するご相談をお受けしています。

まとめ|明石市で肺炎球菌ワクチンを受けるなら早めの行動を

肺炎球菌感染症は、高齢者にとって命に関わる重篤な疾患です。しかし、ワクチン接種によって確実に予防・重症化防止ができます。2026年4月からは、より優れた結合型ワクチン「プレベナー20」が定期接種の対象となり、生涯1回の接種で長期間の保護効果が期待できるようになりました。

📝 この記事のまとめ

  • 肺炎球菌感染症は65歳以上の高齢者に多く、死亡率は約19〜30%と非常に高い
  • 2026年4月から定期接種ワクチンがプレベナー20(結合型)に変更
  • プレベナー20は免疫記憶が形成されやすく、生涯1回の接種で原則完了
  • 明石市の自己負担額は7,000円(非課税・生活保護世帯は無料)
  • 接種期間は65歳の1年間のみ(期限切れに注意!)
  • 過去に接種した方も再接種費用助成制度が利用できる場合あり
  • 朋クリニックは明石市の定期接種指定医療機関。Web予約24時間受付


※ 本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。制度の詳細・費用は年度によって変更される場合があります。最新情報は明石市公式ホームページ(明石市 高齢者肺炎球菌予防接種)または当院までお問い合わせください。本記事の内容は2026年4月時点の情報に基づきます。

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