インフルエンザが例年以上に流行しています

今年のインフルエンザは例年より早いペースで広がっています。厚生労働省の発表では、現在流行しているA香港型(AH3型)のうち、約96%が新たな変異株「サブクレードK」であることが確認されています。

症状や重症度は従来のものと大きく変わらないとされていますが、感染スピードが速く、家庭・学校・職場での拡大が懸念されています。

今年は複数の感染症が同時に流行しています

インフルエンザ以外にも、以下の感染症が広がっています。

  • 新型コロナウイルス
  • RSウイルス
  • マイコプラズマ肺炎
  • 百日咳(特に乳児・高齢者で注意)
  • パラインフルエンザ
  • アデノウイルス など

症状だけでは見分けがつきにくく、「ただの風邪と思っていたら違う感染症だった」というケースが増えています。

当院では最大15項目の多項目検査が可能です

朋クリニックでは、鼻咽頭検体により複数の感染症を同時に判定できる、多項目検査システムを導入しています。

検査対象となる疾患の例

  • インフルエンザA/B
  • 新型コロナウイルス
  • RSウイルス
  • パラインフルエンザ
  • ヒトメタニューモウイルス
  • アデノウイルス
  • マイコプラズマ肺炎
  • 百日咳

特にRSウイルス・百日咳・マイコプラズマ・パラインフルエンザは、赤ちゃんや子どもにうつると重症化のリスクがあり、早期診断が非常に重要です。

溶連菌検査も可能です(別機器で対応しています)

15項目検査には溶連菌は含まれませんが、当院では専用の迅速検査機を導入しているため、咽頭痛や発熱がある場合などに検査が可能です。

このような症状があれば受診をご検討ください

  • 高熱・悪寒・だるさが続く
  • 咳や喉の症状が強い
  • 家族や学校・職場で感染者が出ている
  • 市販薬で改善しない
  • 小さなお子様・高齢者と同居している

早期診断と適切な治療が、重症化予防につながります。

診察・検査のご予約について

当院は予約制となっています。発熱症状がある場合は必ず前もって予約のうえご来院ください。

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最後に

今年は複数の感染症が同時に流行しているため、「何の感染症かを正確に知ること」が治療の第一歩です。

気になる症状があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

朋クリニック