今後の発熱外来について
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当院は内科、整形外科、リハビリテーション科の3本の軸で地域医療に貢献すべく頑張っておりますが、その中でもここ数ヶ月新型コロナウィルスの影響により発熱外来にたくさんの患者様にご来院頂いております。
ただ、発熱外来を続けるべきか、やめるべきか非常に悩んでいます。
受付職員も看護師も医師も、もう限界ギリギリでやっていますが、予約の無い方が飛び込みでご来院され、受け入れが出来ずお断りをすると「人殺し」など心無い辛い暴言を吐かれたり、御待ち時間が長くなると看護師や、お会計時に受付職員などに、暴言を吐いたり、領収証を投げつけたりされる方が少数ではありますが、いらっしゃるのも事実です。
どうしても一人一人診察していくと、診察時間が長くなる方もいらっしゃり、1時間以上お待たせすることもございます。
もちろんご来院されてから、30分から40分程度でお帰りいただける患者もたくさんいらっしゃいます。患者様の診察状況によってどうしても御待ち時間は変わってきてしまいます。
お待たせしている事は本当に心苦しく思っておりますし、何とか早くお帰りいただけるようにみな一生懸命に努力しております。
またスタッフの帰社時間が、毎日毎日23時、24時、翌日1時になっている状況です。
労働環境は本当に最悪だと思いますが、看護師も受付事務員も医師も本当に一生懸命に頑張っています。
皆、普通の主婦で、家では普通のお母さんだったり普通のお父さんです。責任感から家族との時間を犠牲にして、罹患するリスクを抱えて必死で頑張っています。
そんな中暴言を吐かれたりてものを投げつけられたりするととても悲しい気分になってしまいます。
新型コロナウイルスの減少している傾向にありますので今後当院でも、発熱外来の受け入れを限定的に制限していこうと検討しております。
なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。