ブログ

  • blog

    しつこい咳、「百日咳」?

    その長引く咳、百日咳かもしれません

    ~見逃されやすい大人の百日咳とは?検査でわかる感染のサイン~


    目次


    1. 百日咳ってどんな病気?

    百日咳は「ボルデテラ・パーテューシス」という細菌による呼吸器感染症です。
    かつては子どもの病気と思われていましたが、現在では成人の感染例も増えており、年齢問わず注意が必要です。

    2. 大人にも増えている百日咳

    成人の百日咳は風邪や咳喘息と間違われやすく、見逃されやすいのが特徴です。
    発熱がないことも多く、本人も気づかないまま周囲にうつしてしまう可能性があります。

    3. 百日咳の代表的な症状チェックリスト

    • 咳が2週間以上続いている
    • 夜になると咳がひどくなる
    • 咳の後に嘔吐することがある
    • 会話中や運動中に強い咳が出る
    • 咳のしすぎで胸や腹部が痛い
    • 家族にも同様の咳症状がある

    4. 百日咳は検査で診断できます

    当院では、以下の検査を行っています。

    • 鼻咽頭ぬぐい液のPCR検査
    • 百日咳抗体の血液検査

    症状や経過に応じて、最適な検査をご提案します。

    5. ご家族の健康を守るために

    特に生後6か月未満の赤ちゃんは免疫が不十分で重症化しやすいため、家族が感染源となることを避けるためにも、検査は重要です。

    6. 百日咳の治療は早めが肝心

    マクロライド系抗菌薬(例:クラリス、ジスロマックなど)が有効であり、早期の診断・治療開始が重要です。

    7. 朋クリニックでの検査の流れ

    1. 受付
    2. 診察(症状・経過の確認)
    3. 検査(必要に応じてPCRや血液検査)
    4. 治療の説明とお薬処方
    5. 経過観察(必要に応じて再診)

    8. まとめ

    長引く咳には、百日咳の可能性もあります。
    正しい検査と早期治療で、ご自身やご家族の健康を守りましょう。


    📍 朋クリニック

    住所:兵庫県明石市1-4-8
    電話:078-923-3456
    Webサイト:https://tomo-clinic.co.jp/
    診療時間:火・土 9:00~18:00木曜午前/平日 9:00~18:30

     

    2025.04.21

  • blog

    ノロウイルス

    ノロウイルス(冬の急性胃腸炎)の症状・診断・治療について

    目次

    1. ノロウイルスとは?

    ノロウイルスは経口感染によって体内に侵入し、激しい嘔吐や下痢を引き起こす感染性胃腸炎の原因ウイルスです。

    冬場の感染性胃腸炎の約6〜7割はノロウイルスが原因とされており、特に感染力が非常に強いことで知られています。

    2. ノロウイルスの主な原因

    ノロウイルスの感染源として最も多いのは、生食用の牡蠣です。

    その他にも、シジミやホタテなどの二枚貝からもノロウイルスが検出されることがありますが、牡蠣は丸ごと食べる機会が多いため、特に注意が必要です。

    3. ノロウイルスの症状

    ノロウイルスは感染から1〜2日後に症状が出始めます。主な症状は以下の通りです。

    • 突然の激しい嘔吐
    • 水のような下痢
    • 軽い発熱(37〜38℃程度)
    • 全身のだるさ、腹痛

    症状は通常1〜2日で治まりますが、回復後1〜2週間は便からウイルスが排出されるため、感染を広げないよう注意が必要です。

    4. 潜伏期間と感染経路

    ノロウイルスの潜伏期間は24〜48時間です。

    主な感染経路は以下の通りです。

    • ウイルスが付着した食品(生牡蠣など)の摂取
    • 感染者の便や嘔吐物に触れた手からの接触感染
    • 嘔吐物が乾燥し、空気中に舞った微粒子を吸い込むことによる飛沫感染

    5. ノロウイルスの診断・検査方法

    ノロウイルスはで便検査で判定の検査可能ですが、成人の場合は保険適用外(3,000円~5,000円)となります。

    ただし、以下の方は保険適用で検査が可能です。

    • 3歳未満のお子様
    • 65歳以上の高齢者
    • 免疫力が低下している方

    6. 治療方法と対処法

    ノロウイルスに特効薬はなく、基本的に対症療法が中心となります。

    • 水分補給(経口補水液)
    • 整腸剤(乳酸菌やビフィズス菌)
    • 症状が重い場合は点滴治療

    7. ノロウイルスの感染対策

    感染を防ぐため、以下のポイントを徹底しましょう。

    • 食品はしっかり加熱(85℃以上で90秒以上)
    • こまめな手洗い(石鹸を使い30秒以上)
    • 便や嘔吐物の処理には塩素系消毒液を使用

    9. まとめ

    ノロウイルスは冬場に流行する感染性胃腸炎の代表的な原因です。

    感染力が強いため、予防対策を徹底し、症状が出た際は速やかに適切な対処を行いましょう。

    2025.02.17

  • blog

    坐骨神経痛

    坐骨神経痛でお悩みの方へ

    マッサージで改善しない痛み、朋クリニックで一度治療を見直してみませんか?

    坐骨神経痛とは?

    坐骨神経痛とは、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて放散する痛みやしびれのことを指します。原因は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などさまざまです。

    こんなお悩みありませんか?

    • 長年、マッサージに通っているが改善しない
    • 一時的に良くなるが、すぐにぶり返す
    • 痛み止めが手放せない
    • 手術は避けたいけれど、症状はつらい

    朋クリニックの坐骨神経痛治療

    当院では、症状の原因をしっかり見極め、医学的根拠に基づいたリハビリ・神経ブロック注射・鍼灸など、患者様に最適な治療を組み合わせてご提案しています。

    当院の特徴

    • 理学療法士:5名
    • 柔道整復師:4名
    • 鍼灸師:3名

    医師とともに、各専門職が連携し、「様々な知恵を寄せ合って、皆さんの健康と痛みを取り除く治療を考える」をモットーにサポートしています。

    神経ブロック注射とは?

    神経の近くに局所麻酔薬を注射することで、痛みの悪循環を断ち切ります。痛みを和らげることで、リハビリをスムーズに進める効果も期待できます。

    こんな方におすすめです

    • 慢性的な坐骨神経痛に悩んでいる
    • マッサージや整体で効果を感じにくい
    • できるだけ薬に頼りたくない
    • 総合的なケアを受けてみたい

    まずはお気軽にご相談を

    朋クリニックでは、痛みを一時的に和らげるだけでなく、根本改善を目指した治療に取り組んでいます。患者さま一人ひとりに合わせたプログラムを一緒に考えていきましょう。

    治療の流れ

    朋クリニックでの坐骨神経痛の治療の流れ

    朋クリニックでは、以下の流れで治療を進めています。

    1. 受付・問診:現在のお悩みや症状についてお伺いします
    2. 医師による診察・検査:原因の特定と状態の確認を行います
    3. 治療方針のご提案:ブロック注射・リハビリ・鍼灸の中から最適な方法をご提案します
    4. リハビリテーション開始:理学療法士などの専門スタッフによる治療を実施します

    患者様の状態やご希望に合わせて、柔軟に対応いたします。

    朋クリニック

    兵庫県明石市1-4-8
    電話:078-923-3456
    診療時間:平日 9:00〜18:30/土曜 9:00〜18:00

    初診の方もお気軽にお問い合わせください。

    2025.02.13

  • blog

    睡眠時無呼吸症候群

    はじめに

    「最近、日中に眠気がひどい」「夜中に何度も目が覚める」「家族にいびきがうるさいと言われる」こんな症状に心当たりはありませんか?

    これらの症状がある方は 睡眠時無呼吸症候群(SAS) の可能性があります。

    放置すると 高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクを高める ため、早めの診断・治療が大切です。

    当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を行っています。快適な睡眠を取り戻し、健康的な生活を送りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、寝ている間に何度も呼吸が止まる病気 です。

    特に 10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上 起こる場合、SASと診断されます。

    主な症状

    • 大きないびき
    • 息苦しくて目が覚める
    • 夜中に何度もトイレに行く
    • 日中の強い眠気・集中力の低下
    • 起床時の頭痛やだるさ
    • 仕事や運転中の居眠り

    放置すると危険!SASが引き起こす病気

    • 高血圧
    • 心疾患(心筋梗塞・不整脈)
    • 脳卒中
    • 糖尿病
    • メンタル不調(うつ・不安障害)

    当クリニックでの診断方法

    • 簡易検査(自宅で実施)
    • 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)(医療機関で実施)

    治療方法

    • 生活習慣の改善(横向きで寝る、減量、禁酒・禁煙)
    • CPAP療法(鼻に装着し、空気を送り込む治療)
    • マウスピース療法(軽症の方に有効)
    • 外科手術(重症の場合)

    ご予約・お問い合わせ

    当クリニックでは、専門的な診断と治療を提供し、あなたの健康をサポートします。

    📞 お電話でのご相談:078-923-3456

    2025.02.09

  • blog

    ヒトメタ、百日咳が流行中!?

    明石市でヒトメタニューモウイルス・百日咳が流行中!
    多項目PCR検査で原因を特定できます

    目次

    1. 明石市でヒトメタニューモウイルス・百日咳が流行中!

    現在、明石市でヒトメタニューモウイルスや百日咳が流行しています。

    「咳が長引く」「熱が続く」「原因がわからない風邪」といった症状で受診される患者さんが増えていますが、これらの症状の原因がウイルスなのか細菌なのか、正確に診断しないと適切な治療ができません。

    当院では、多項目PCR検査を導入し、1回の検査で15種類の呼吸器感染症の原因を約15分で特定できます。

    2. 当院の多項目PCR検査とは?

    当院の多項目PCR検査は、一度の検査で風邪の原因を特定できる最新の検査方法です。

    「風邪かと思ったら違った」「インフルエンザやコロナの検査をしたけど陰性だった」
    このような場合に、何が原因なのかをしっかり特定することができます。

    3. こんな方におすすめ!

    • 何の風邪なのかきちんと原因を特定したい!
    • 不要な抗生物質はできるだけ避けたい!
    • インフルエンザやコロナではなかったが、咳や発熱が続いている
    • お子様の体調が悪く、原因を知りたい
    • 風邪の症状が1週間以上続いている

    4. 一度の検査でわかる15種類の病原体

    多項目PCR検査では、以下の15種類の病原体を検出できます。

    ▶ ウイルス

    • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
    • 季節性コロナウイルス
    • インフルエンザA・A/H1-2009・A/H3・B
    • RSウイルス
    • アデノウイルス
    • ヒトメタニューモウイルス
    • ヒトライノウイルス/エンテロウイルス
    • パラインフルエンザウイルス

    ▶ 細菌

    • 百日咳菌(Bordetella pertussis)
    • パラ百日咳菌(Bordetella parapertussis)
    • クラミジア・ニューモニエ(Chlamydia pneumoniae)
    • マイコプラズマ・ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)

    5. 小学生・中学生も受診可能!

    当院では、小学生・中学生のお子様の受診も可能です。

    お子様の体調が悪いけれど、「何の病気かわからない」と不安に感じている親御さんも多いかと思います。多項目PCR検査なら、原因を特定し、適切な治療につなげることができます。

    6. まとめ

    現在、明石市ではヒトメタニューモウイルスや百日咳が流行しており、長引く風邪の原因を特定することが重要です。

    当院では、多項目PCR検査で15種類の病原体を約15分で検出可能です。

    「風邪ですね」で終わらせず、本当の原因を知り、適切な治療を受けるために、ぜひ当院のPCR検査をご活用ください。

    2025.02.08

  • blog

    長引く風邪はどうしたら良い?

    長引く風邪に「ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)」がオススメ!

    目次

    1. ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)とは?

    ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)は、**風邪や気管支症状に伴う痰の絡みを改善する漢方薬**です。
    「気道が狭くなり痰が出にくい」「咳が続いてしんどい」という方におすすめで、自然な方法で気道の炎症を鎮め、痰を排出しやすくする働きがあります。

    2. こんな方にオススメ!

    • 長引く風邪や痰が絡む風邪でお悩みの方
    • 気管支症状(咳や痰)に苦しんでいる方
    • 強い薬を使いたくない、または副作用が心配な方
    • 栄養薬が苦手な方
    • コロナ後遺症で疲れやすい、体調が回復しにくい方

    3. 竹茹温胆湯の成分と働き

    竹茹温胆湯には、以下の成分が含まれています。

    ▶ 主要成分

    • 竹茹(ちくじょ):気道の熱を冷まし、咳や痰を鎮める
    • 半夏(はんげ):痰の排出を助ける
    • 陳皮(ちんぴ):気の流れを整え、喉の違和感を和らげる
    • 茯苓(ぶくりょう):むくみや水分代謝を改善し、痰の排出を促す
    • 黄芩(おうごん):抗炎症作用があり、気道の炎症を抑える

    4. 風邪や気管支症状に効く理由

    竹茹温胆湯は、体を温めながら気道や喉の炎症を鎮める作用があり、痰を排出しやすくすることで、絡んだ咳を和らげます。肺や気管支の機能を高める働きがあるため、深刻な症状に進行するのを防ぎます。

    5. コロナ後遺症にも効果的

    コロナ後遺症で「咳が長引く」「喉の違和感が続く」といった症状に悩んでいる方にもおすすめです。実際に、コロナ後遺症で処方された患者さんからも「症状が和らいだ」と実感していただいたケースがあります。

    6. 栄養薬が苦手な方にも

    栄養剤や強い薬が苦手な方にとって、竹茹温胆湯は自然由来の成分で作られており、副作用が少なく、体に優しいのが特徴です。

    7. まとめ

    長引く風邪や気管支症状に悩まされている方、または栄養薬や強い薬に抵抗がある方には、竹茹温胆湯をおすすめします。自然な方法で気道の炎症を和らげ、痰を排出しやすくするため、安心して服用できます。

    当院でもご相談を受け付けていますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

    2025.02.02

  • blog

    口コミのお願い

    いつもありがとうございます!

    あなたの声が、より良い医療サービスの提供につながります。

    当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
    皆さまの貴重なご意見やご感想を、Googleの口コミでお聞かせください。

    ▼ たった1分で簡単に投稿できます!

    📍 Google口コミを書く

    口コミの書き方(簡単3ステップ)

    1. 上の「Google口コミを書く」ボタンをクリック

    2. 星の数を選択し、コメントを入力

    3. 「投稿」ボタンを押すだけ!

    こんな内容を書いていただけると嬉しいです

    • ✅ 診察やスタッフの対応について
    • ✅ 施設の雰囲気や清潔感
    • ✅ 実際に受けた治療やケアの感想
    • ✅ その他、良かった点や改善点

    📌 口コミ例
    「みなさんとても丁寧に説明してくれて安心できました!」
    「リハビリの担当さんがとても親切にしてくれました。」

     

    2025.01.30

  • blog

    性病

    性感染症(性病)の検査なら朋クリニックへ

    クラミジア・淋菌・梅毒・ウレアプラズマ・マイコプラズマなど、幅広い検査に対応

    性感染症とは?

    性感染症(STI)は性行為や接触を通じて感染する病気です。無症状でも感染していることがあり、放置すると不妊や慢性炎症などを引き起こします。早期の検査が大切です。

    主な性感染症と検査方法

    • クラミジア:無症状のことが多く不妊の原因に
      血液検査(抗体)で確認可能
    • 淋病:排尿時の痛みや分泌物など
      尿検査・ぬぐい液で確認
    • 梅毒:進行すると全身に症状が出ることも
      血液検査で抗体検出
    • ウレアプラズマ:尿道炎・不妊との関連が指摘されています
      尿検査が推奨(うがいでも可だが精度は劣る)
      ※自費検査(保険適用外)
    • マイコプラズマ:似た症状で不妊や炎症の原因に
      尿検査で確認(うがいでも可)
      ※自費検査(保険適用外)

    検査の種類

    • 血液検査:クラミジア抗体、梅毒、HIV、B型肝炎など
    • 尿検査:クラミジア、淋菌、ウレアプラズマ、マイコプラズマ
    • うがい液検査:咽頭クラミジア・淋菌(精度はやや低)
    • ぬぐい液検査:膣分泌物や尿道分泌物に対して

    検査をおすすめするケース

    • 症状はないが心配
    • パートナーが感染していた
    • 複数人と性的接触がある
    • 妊娠を希望している
    • 喉の違和感や排尿時の不快感がある

    検査の流れ

    1. 受付・問診票の記入
    2. 医師の問診・検査項目の決定
    3. 採血・採尿・うがいなど
    4. 数日後に結果説明・治療が必要な場合は開始

    女性医師をご希望の方へ

    「男性医師には相談しづらい…」という方もご安心ください。
    朋クリニックでは、火曜日午前・水曜日・金曜日に女性医師が担当しています。女性特有の悩みや不安も、気兼ねなくご相談いただけます。

    性感染症は早期治療で治癒可能です

    性感染症は適切な診断と治療で改善が見込めます。プライバシーに配慮した診療環境を整えておりますので、安心してご相談ください。

    朋クリニック

    兵庫県明石市1-4-8
    電話:078-923-3456
    診療時間:平日 9:00〜18:30/土曜 9:00〜18:00

    混雑を避けたい方は、事前のお電話をおすすめしています。

    2025.01.13

  • blog

    長引く風邪はどうしたら良い?

    長引く風邪に「ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)」がオススメ!

    目次

    1. ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)とは?

    ちくじょうんたんとう(竹茹温胆湯)は、**風邪や気管支症状に伴う痰の絡みを改善する漢方薬**です。
    「気道が狭くなり痰が出にくい」「咳が続いてしんどい」という方におすすめで、自然な方法で気道の炎症を鎮め、痰を排出しやすくする働きがあります。

    2. こんな方にオススメ!

    • 長引く風邪や痰が絡む風邪でお悩みの方
    • 気管支症状(咳や痰)に苦しんでいる方
    • 強い薬を使いたくない、または副作用が心配な方
    • 栄養薬が苦手な方
    • コロナ後遺症で疲れやすい、体調が回復しにくい方

    3. 竹茹温胆湯の成分と働き

    竹茹温胆湯には、以下の成分が含まれています。

    ▶ 主要成分

    • 竹茹(ちくじょ):気道の熱を冷まし、咳や痰を鎮める
    • 半夏(はんげ):痰の排出を助ける
    • 陳皮(ちんぴ):気の流れを整え、喉の違和感を和らげる
    • 茯苓(ぶくりょう):むくみや水分代謝を改善し、痰の排出を促す
    • 黄芩(おうごん):抗炎症作用があり、気道の炎症を抑える

    4. 風邪や気管支症状に効く理由

    竹茹温胆湯は、体を温めながら気道や喉の炎症を鎮める作用があり、痰を排出しやすくすることで、絡んだ咳を和らげます。肺や気管支の機能を高める働きがあるため、深刻な症状に進行するのを防ぎます。

    5. コロナ後遺症にも効果的

    コロナ後遺症で「咳が長引く」「喉の違和感が続く」といった症状に悩んでいる方にもおすすめです。実際に、コロナ後遺症で処方された患者さんからも「症状が和らいだ」と実感していただいたケースがあります。

    6. 栄養薬が苦手な方にも

    栄養剤や強い薬が苦手な方にとって、竹茹温胆湯は自然由来の成分で作られており、副作用が少なく、体に優しいのが特徴です。

    7. まとめ

    長引く風邪や気管支症状に悩まされている方、または栄養薬や強い薬に抵抗がある方には、竹茹温胆湯をおすすめします。自然な方法で気道の炎症を和らげ、痰を排出しやすくするため、安心して服用できます。

    当院でもご相談を受け付けていますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

    2025.01.12

  • blog

    睡眠時無呼吸症候群とは?

    「いびき」「日中の眠気」は危険信号?睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

    目次

    1. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

    睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。気道がふさがることで酸素が不足し、深い睡眠が妨げられます。放置すると心臓の病や脳血管障害などのリスクが高まるため、早めの診断・治療が大切です。

    2. こんな症状ありませんか?

    • 睡眠中にいびき無呼吸を指摘された
    • 日中に強い眠気を感じる
    • 起床時に頭痛やだるさがある
    • 仕事や運転中に眠気を感じる

    3. SASを放置するとどうなる?

    • 高血圧:血圧が上昇し、心臓に負担がかかる
    • 心疾患:心筋梗塞や不整脈のリスク増
    • 脳卒中:血流の悪化で脳卒中リスク増
    • 交通事故:日中の眠気による事故の危険性

    4. SASの検査方法

    ▶ 簡易検査
    自宅で専用機器を装着し、睡眠中の呼吸状態を測定します。▶ 精密検査(PSG検査)
    医療機関での一泊検査を行い、脳波・呼吸・血中酸素レベルを詳細に測定します。

    5. SASの治療方法

    • CPAP療法:専用マスクで空気を送り込み、気道を開く治療
    • マウスピース療法:軽症の場合、気道を広げる装置を使用
    • 生活習慣の改善:体重管理、禁酒、寝る姿勢の調整

    6. まずはお気軽にご相談を!

    「いびきがひどい」「日中の眠気がつらい」と感じる方は、まずは検査を受けてみましょう!

    7. まとめ

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、放置すると健康に大きな影響を及ぼします。
    「いびきや日中の眠気が気になる」という方は、早めの検査をおすすめします。
    当院では、SASの検査・診断・治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

    2025.01.11

CATEGORYカテゴリー