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    在宅医療は当院へご相談ください

    在宅医療・訪問診療・往診は朋クリニックへお任せください

    「病院ではなく自宅で過ごしたい」「家族と温かい時間をゆっくり共有したい」。その想いに寄り添う医療、それが在宅医療です。朋クリニック(明石市)では、ご自宅・介護施設など患者さんがいる場所へ医師が伺い、診察や処置、薬の調整、生活支援を行います。

    当院では24時間365日対応体制を整えています。夜間や休日、体調の変化やご家族の不安が生じた際にも連絡がとれることで、「もし何かあったらどうしよう」という心配を少しでも減らせるようにしています。

    国が推進している「自宅での医療」という選択

    日本は超高齢社会を迎え、厚生労働省は「病院中心の医療」から「地域・家庭と医療が連携する仕組み(土地包括ケア)」へと方針転換しています。

    調査では、人生の最終段階を迎える場所として自宅がもっとも希望されているにもかかわらず、実際には叶わないケースも少なくありません。朋クリニックは、その「叶わなかった願い」を叶えられる地域医療の存在でありたいと思っています。

    在宅医療でできること

    当院では、医療依存度の高い患者さんにも対応可能です。以下の管理が可能です。

    • 胃ろう(PEG)管理
    • 膀胱ろう・尿バルーンカテーテル管理
    • 在宅酸素療法(HOT)
    • ストーマ(人工肛門)管理
    • 吸引・気管切開チューブ管理
    • 褥瘡(じょくそう)処置
    • 人工呼吸器・NPPV(症例により相談)
    • インスリン・血糖管理

    医療機器やケアが必要な状態でも、在宅で安全に療養できるようサポートいたします。

    地域医療機関・病院関係者様へ

    朋クリニックでは、退院調整・転院困難症例・終末期医療・慢性疾患管理など、多様な背景をもつ患者さんの受け入れを積極的に行っています。

    紹介後は、状態の変化(急変・治療方針変更など)について連携医療機関へ情報共有し、必要に応じ再受診・再紹介も柔軟に対応いたします。

    • がん終末期医療(緩和ケア対応)
    • 難病(ALS・パーキンソン病等)管理
    • 循環器疾患(心不全・不整脈)
    • COPDや呼吸器疾患の在宅フォロー
    • 高齢多疾患患者

    地域の医療と介護の橋渡し役として、責任と熱意を持って対応いたします。

    自宅で過ごすメリットとデメリット

    ■メリット
    • 自分らしい生活ができる
    • 家族と自然に時間を過ごせる
    • 精神的な安心感が大きい
    • 病人ではなく「生活者」でいられる
    ■デメリット
    • 家族の介護負担が増える可能性
    • 急変への不安
    • 医療者が常にそばにいないことへの心配

    しかし、それを補うために当院は24時間対応・往診体制・訪問看護連携・多職種協働を徹底しています。

    最後に

    在宅医療は「最期を迎える場所を選ぶ医療」ではありません。
    残された時間をどう生きたいかを選ぶ医療です。

    病院ではできないことが、自宅だからこそ叶うことがあります。
    一緒にご飯を食べたり、孫と話したり、日向ぼっこすること。
    その何気ない時間こそ、人が人生の終盤にもっとも求めるものです。

    迷っているなら、一度相談してください。
    無理に急がなくていい。
    その気持ちも、迷いも、全部含めて寄り添います。

    ▼在宅医療・訪問診療に関するご相談はお気軽にお電話ください
    ☎ 078-923-3456(朋クリニック|明石市)

    2025.12.01

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    咳が止まらない!!

    咳が3週間以上続く方へ。医師からお伝えしたいこと

    咳が長く続くと不安になりますよね。患者さんからは「風邪ではないのか」「肺がんではないか」「人にうつるのか」など、とても多くの相談を受けます。

    私は内科を専門に診療していますが、外来で相談される症状の中で「長く続く咳(慢性咳嗽)」は非常に多い訴えです。

    咳が3週間以上続く場合、単なる風邪ではなく、医学的な評価が必要な段階にあります。

    慢性咳嗽とは?

    医学的には咳の期間を以下のように分類します。

    • 3週間未満 → 急性咳嗽(風邪・感染症が多い)
    • 3〜8週間 → 遷延性咳嗽(治りかけの炎症)
    • 8週間以上 → 慢性咳嗽(精査が必要)

    特に夜だけ咳が出る、乾いた咳(痰なし)、運動後に出る咳などは、原因がはっきりしていることが多いです。

    咳が長引く主な原因

    呼吸器専門医として、実際に多い順に解説します。

    ① 後鼻漏(こうびろう)症候群

    鼻や副鼻腔の炎症から、鼻水が喉に流れ、刺激となって咳が出ます。寝ている時に咳が強くなる方に多いです。

    特に、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎(蓄膿症)が背景にある場合が多い印象です。

    ② 咳喘息

    ゼーゼー・ヒューヒュー音はしないのに咳だけが続く喘息の一種です。

    発作性の乾いた咳、夜間・早朝に悪化、運動・冷たい空気で悪化という特徴があります。

    放置すると2〜3割が本格的な喘息へ移行します。

    ③ アレルギー性咳嗽(咳型アレルギー)

    ハウスダスト・ダニ・ペット・花粉など環境因子で咳が続くタイプです。痰は少なく、乾いた咳が特徴です。

    ④ 逆流性食道炎(GERD)

    胸焼けがなくても咳だけが症状として出ることがあります。寝ると悪化する・朝起きてすぐ咳が出る人は注意です。

    ⑤ 感染後咳嗽

    ウイルス感染(風邪、インフルエンザ、新型コロナ、RS、マイコプラズマ)の炎症が気道に残り、長い間咳が続くタイプです。

    治療の中心は炎症を静める薬や吸入療法です。

    ⑥ 心因性咳嗽

    ストレス・緊張・学校や環境変化で増えるタイプ。特に子どもや思春期に見られます。

    ⑦ 喫煙・加熱式タバコ関連

    喫煙歴がある場合、COPDや気管支炎が背景にあることもあります。

    検査について

    咳の原因は症状だけでは判断できません。必要に応じて以下の検査を行います。

    • 胸部レントゲン
    • 呼吸機能検査(スパイロメトリー)
    • アレルギー検査
    • 感染症検査
    • 必要に応じて肺CT

    どの治療が適切かは原因によって全く異なります。

    受診が必要なサイン

    • 咳が3週間以上続いている
    • 夜間・早朝に咳が必ず出る
    • 息苦しい・胸が苦しい
    • 痰に血が混じる
    • 体重減少・倦怠感を伴う
    • 子どもの咳が止まらない

    特に「咳が止まらない」「眠れない」「周りにうつさないか心配」

    最後に

    咳が長引くと、「そのうち良くなる」と我慢しがちですが、原因に応じた治療を行うことで改善できるケースがほとんどです。

    内科として、咳で悩む患者さんが少しでも安心して生活できるようサポートします。

    ▼受診・予約はこちら
    オンライン予約ページ

    2025.12.01

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    インフルエンザが例年以上に拡大。変異株「サブクレードK」が主流に

    インフルエンザが例年以上に流行しています

    今年のインフルエンザは例年より早いペースで広がっています。厚生労働省の発表では、現在流行しているA香港型(AH3型)のうち、約96%が新たな変異株「サブクレードK」であることが確認されています。

    症状や重症度は従来のものと大きく変わらないとされていますが、感染スピードが速く、家庭・学校・職場での拡大が懸念されています。

    今年は複数の感染症が同時に流行しています

    インフルエンザ以外にも、以下の感染症が広がっています。

    • 新型コロナウイルス
    • RSウイルス
    • マイコプラズマ肺炎
    • 百日咳(特に乳児・高齢者で注意)
    • パラインフルエンザ
    • アデノウイルス など

    症状だけでは見分けがつきにくく、「ただの風邪と思っていたら違う感染症だった」というケースが増えています。

    当院では最大15項目の多項目検査が可能です

    朋クリニックでは、鼻咽頭検体により複数の感染症を同時に判定できる、多項目検査システムを導入しています。

    検査対象となる疾患の例

    • インフルエンザA/B
    • 新型コロナウイルス
    • RSウイルス
    • パラインフルエンザ
    • ヒトメタニューモウイルス
    • アデノウイルス
    • マイコプラズマ肺炎
    • 百日咳

    特にRSウイルス・百日咳・マイコプラズマ・パラインフルエンザは、赤ちゃんや子どもにうつると重症化のリスクがあり、早期診断が非常に重要です。

    溶連菌検査も可能です(別機器で対応しています)

    15項目検査には溶連菌は含まれませんが、当院では専用の迅速検査機を導入しているため、咽頭痛や発熱がある場合などに検査が可能です。

    このような症状があれば受診をご検討ください

    • 高熱・悪寒・だるさが続く
    • 咳や喉の症状が強い
    • 家族や学校・職場で感染者が出ている
    • 市販薬で改善しない
    • 小さなお子様・高齢者と同居している

    早期診断と適切な治療が、重症化予防につながります。

    診察・検査のご予約について

    当院は予約制となっています。発熱症状がある場合は必ず前もって予約のうえご来院ください。

    ▼予約はこちら
    オンライン予約ページ

    最後に

    今年は複数の感染症が同時に流行しているため、「何の感染症かを正確に知ること」が治療の第一歩です。

    気になる症状があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

    2025.12.01

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    肺炎球菌ワクチンのお知らせ

    【新発売】肺炎球菌ワクチン「キャップバックス®」登場!今まで未接種の方にも強くおすすめします

    肺炎球菌感染症を予防するためのワクチンに、新しい選択肢が誕生しました。
    その名も 「キャップバックス®(Capvaxive)」
    これまで肺炎球菌ワクチンを受けたことがない方にも、今回のワクチンは特におすすめできる内容となっています。

    キャップバックス®とは?

    キャップバックス®は、21種類の肺炎球菌血清型をカバーする結合型ワクチンで、成人向けに特化した最新タイプのワクチンです。
    従来のワクチンよりも広い範囲をカバーし、重症化の予防に大きく貢献します。

    なぜ今まで未接種の方にもおすすめなのか?

    ① 高齢者の肺炎リスクは年々上昇

    日本では肺炎は死因の上位であり、特に65歳以上の方は重症化しやすいと言われています。
    新しいワクチンは、これまで以上に広く・強く防御する力が期待できます。

    ② 1回接種で完結!忙しい人にも最適

    成人は基本的に1回の接種で完了します。
    「何度も通うのが面倒」という方にも最適です。

    ③ カバー血清型の数が大幅に増えた

    従来ワクチンよりも含まれる血清型が増えたことで、より多くの肺炎球菌を予防できるようになりました。

    特に接種をおすすめする方

    • 65歳以上の方
    • 糖尿病・心臓病・肺疾患・腎臓病など持病のある方
    • 免疫が低下している方
    • 子どもや家族と接する機会が多い方
    • これまで肺炎球菌ワクチンを受けたことがない方

    接種を受ける際の注意点

    • 発熱や強い体調不良の際は接種を延期します
    • 接種部位の赤みや腫れは数日で治まることが多いです
    • 他の肺炎球菌ワクチンを過去に接種している場合、1年以上空けることが推奨されています

    まとめ:キャップバックス®は「これから始めたい人」に最適なワクチン

    キャップバックス®は、今まで肺炎球菌ワクチンを受けていない方にも強くおすすめできる新世代ワクチンです。
    成人の肺炎予防は、ご自身や家族を守る大切な手段です。

     

    接種を希望される方へ

    当院でキャップバックス®の接種を受けられます。
    予約は下記URLから簡単にできます。

    ▶ キャップバックス®の予約はこちら

    ご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。

    2025.11.14

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    胸が痛い

    胸が痛い? その症状、良性の「プレコーディアル・キャッチ症候群」かもしれません

    まずは内科・整形外科・循環器内科でチェックを。
    朋クリニックなら当日・翌日でのご案内が可能な場合があります。

    ※混雑状況によりご希望に添えない場合があります。緊急の強い胸痛は迷わず救急要請を。

    胸のチクッとする痛み、「プレコーディアル・キャッチ症候群」とは

    胸の左側に鋭い刺すような痛みが数秒〜数分続き、深呼吸で増悪する――この特徴を満たす場合、プレコーディアル・キャッチ症候群(Precordial Catch Syndrome)の可能性があります。多くは良性で、成長期や若年者に多いとされます。

    よくある症状の特徴

    • 痛みは局所的(多くは左前胸部)、体動・深呼吸で強まることがある
    • 痛みは数秒〜数分で自然軽快することが多い
    • 発作間欠期は完全に無症状

    「危険な胸痛」と見分けるための受診目安

    胸痛には、狭心症・心筋梗塞・肺塞栓など緊急対応が必要な疾患も含まれます。以下は受診・救急の目安です。

    • 動悸・不整脈・息切れ・めまいを伴う
    • 冷汗・吐き気・左肩〜腕・顎へ放散する圧迫痛
    • 鈍い圧迫感が10分以上続く、安静で改善しない
    • 高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙歴・家族歴がある

    どの診療科に相談?(内科・循環器内科・整形外科の使い分け)

    症状のタイプ推奨診療科
    ドキドキ・息切れ・胸部圧迫感、家族歴あり循環器内科
    押すと痛む/姿勢で変わる・体幹や肋骨の痛み整形外科
    咳・発熱・呼吸苦など呼吸器症状を伴う内科

    検査と経過

    問診・診察のうえで心電図・胸部レントゲンなどを実施し、重大疾患を除外します。異常がなければ過度な心配は不要で、経過観察が基本です。

    朋クリニックのご案内(地域名を含むSEO強化)

    朋クリニック|内科・整形外科・リハビリテーション科|兵庫県明石市
    〒673-0001 兵庫県明石市明南町1-4-8
    TEL:078-923-3456/駐車場:建物裏(提携:伊藤パーキング・クイーンパーキング)

    診療時間:月・火・水・金 9:00〜18:30/木 9:00〜12:00/土 9:00〜18:00(日・祝 休診

    当院が選ばれる理由

    • 総合的に相談可:内科・循環器内科の初期評価+整形外科的胸壁痛の鑑別までワンストップ
    • 安心の説明:検査結果と今後の方針を丁寧に共有
    • 通いやすい:駐車場完備、明石市内からのアクセス良好

    よくある質問(FAQ)

    Q. 痛みが一瞬で消えるなら受診は不要?
    A. 良性のことが多いですが、初回や頻回時は一度評価をおすすめします。

    Q. 小中学生にもありますか?
    A. はい、成長期にみられることがあり、自然軽快するケースが多いです。

    Q. 何科に行けば良いですか?
    A. まずは内科・循環器内科で重大疾患を除外。胸壁痛が考えられる場合は整形外科で評価します。

    関連する症状ページ


    ご予約・お問い合わせ

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    2025.11.06

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    健康保険制度への疑問。

    🩹「湿布が63枚まで」——それは医者の判断ではありません

    〜国民皆保険制度を守るために、現場から伝えたいこと〜

    最近、診療の現場で患者さんからこんな声を聞くことが増えました。
    「先生、湿布が少なくなりましたね」
    「市販薬を買ってくださいって言われたけど、なんだかケチくさいですね」

    実はこれ、医師の判断で湿布を減らしているわけではありません。
    厚生労働省が定めた全国共通のルールにより、
    湿布は一度に63枚までしか処方できないという制限があるのです。

    ■ なぜ湿布の枚数が制限されたのか?

    日本では、医療費全体の膨張を抑えるために、保険でカバーできる範囲を段階的に見直す方針が進んでいます。

    その一環として、湿布や一部の外用薬・ビタミン剤・整腸薬などが
    「OTC医薬品(市販薬)」に移行されました。

    つまり、「医療機関で処方してもらえる薬」が減り、
    「自分で薬局で買う薬」が増えているということです。

    医療費の無駄遣いを減らすという目的は理解できますが、
    一方で、患者さんの自己負担が増える現実もあります。
    特に高齢の方々にとっては、この変化が家計に大きく響くことも少なくありません。

    ■ 医療現場も苦しい立場にあります

    私たち医療者も、「もっと出してあげたい」という思いがあります。
    慢性的な痛みで湿布が欠かせない方や、長年通ってくださる患者さんにとって、
    枚数制限は現実的ではないと感じることも多々あります。

    しかし、制度として定められている以上、医療機関が勝手に多く出すことはできません。
    それは不正請求となり、国民皆保険制度そのものを揺るがしかねないのです。

    「じゃあ市販薬でお願いします」と伝えるたびに、「先生、ケチですね」と言われることもあります。
    ですが、私たちが“節約”しているのではなく、国全体の制度としてそうせざるを得ないというのが現状です。

    ■ 国民皆保険制度を守るということ

    日本の医療制度の最大の特徴は、「誰もが平等に医療を受けられる」という
    国民皆保険制度です。

    これは、病気になった人を、健康な人が支える仕組み。つまり「助け合い」で成り立っています。

    病気にならない人は保険を使わないかもしれません。
    しかし、その保険料が、今まさに医療を必要としている人の命を支えています。

    誰かの健康が、誰かの安心につながる——それが国民皆保険制度の本当の意味です。

    ■ 患者さんに伝えたいこと

    医療費の見直しや薬剤の制限は、決して私たち医療者が望んで行っていることではありません。
    むしろ、「どうすれば患者さんの負担を減らせるか」を日々考えながら診療しています。

    制度が変わっても、私たちは一人ひとりに合った治療を提案し、
    少しでも安心して通っていただけるよう努めてまいります。

    ■ 最後に

    時代が変わっても、病気やけがは誰にでも起こりえます。
    だからこそ、「医療」は特別な人のためではなく、
    すべての人のために平等であるべきものです。

    国民皆保険制度は、日本が世界に誇る大切な仕組みです。
    この制度を守ることは、未来の日本に“安心して医療を受けられる社会”を残すことにつながります。

    📍朋クリニックでは、制度の中で最善の治療を提供し、患者さんの負担を少しでも減らせるよう努めています。
    制度の変化や薬剤の制限についてご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

    2025.11.06

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    看護師さん募集のお知らせ

    兵庫県明石市の地域医療を支える仲間を募集しています。

    【兵庫県明石市】看護師・准看護師(正社員)募集|外来・通所リハの健康管理/朋クリニック

    兵庫県明石市・朋クリニックでは、看護師(准看護師可)の正社員を募集しています。
    外来での看護・診療補助、通所リハビリテーションでの健康管理業務を通じて、患者さま一人ひとりに寄り添う看護を一緒に実践しませんか。

    募集要項(看護師/准看護師)

    雇用形態正社員
    仕事内容・外来業務での看護および診療補助(採血・注射・点滴 ほか)
    ・通所リハビリテーションでの健康管理(バイタルチェック等)
    ・医師・リハビリスタッフとの連携、記録業務 など
    応募資格・看護師免許 または 准看護師免許(いずれか必須)
    ・ブランク可/経験年数不問/年齢不問
    給与・基本給:230,000円
    ・各種手当:40,000〜80,000円
    ・交通費:支給(上限あり)
    ・賞与:年2回支給(業績・勤務実績による)
    ・賃金支払日:毎月25日(末締め翌月払い)
    ※経験・能力を考慮のうえ優遇
    勤務時間9:00〜19:00(休憩150分)
    時間外労働:月平均5〜10時間程度(残業代は法令に基づき支給)
    休日・休暇週休2日制(日曜・祝日・他シフトによる)
    夏季休暇・年末年始休暇・有給休暇(法定どおり)
    産休・育休制度あり(法令準拠)
    福利厚生社会保険完備(福井厚生・健康保険・雇用保険・労災保険)
    ・制服貸与
    ・マイカー通勤可(無料駐車場あり)
    ・通勤手当支給(規定あり)
    ・研修・勉強会参加支援
    ・定期健康診断・インフルエンザ予防接種補助
    ・退職金制度(勤続年数に応じて支給)
    ・慶弔休暇制度・各種慶弔見舞金あり
    勤務地朋クリニック(〒673-0001 兵庫県明石市明南町1-4-8)
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    応募・お問い合わせ方法ご応募・お問い合わせは、朋クリニックまでお電話ください。
    📞 078-923-3456
    採用担当までご連絡をお願いいたします。
    ※見学のみ・ご質問だけでもお気軽にどうぞ。

    当院で働くポイント

    • 兵庫県明石市エリアで通いやすい立地、地域密着の安心環境
    • 外来+通所リハの両フィールドで看護スキルを活かせる
    • ブランク歓迎。丁寧なOJTと勉強会で安心スタート
    • 基本給23万円+手当4〜8万円+賞与年2回で安定した働き方

    📞 応募・お問い合わせはお電話でお気軽にどうぞ。

    ☎ 078-923-3456(採用担当まで)

    朋クリニックは、兵庫県明石市の地域に密着した医療とリハビリテーションを提供しています。
    あなたの優しさとスキルを、私たちと一緒に地域医療の現場で活かしませんか?

    2025.11.04

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    高血圧、何が怖い?

    血圧が高い!放っておくと心臓にどんな影響があるの?

    「血圧が少し高いですね」と言われても、特に症状がないと「まぁ大丈夫かな」と思ってしまう方も多いかもしれません。
    でも実は、高血圧は“静かに体をむしばむ病気”。気づかないうちに心臓や血管に負担をかけ続けてしまいます。

    今回は循環器内科医の立場から、高血圧と心臓の関係、そして2025年の新しい血圧の基準について、わかりやすく解説します。

    高血圧ってどんな状態?

    心臓はポンプのように血液を全身に送り出しています。
    そのとき血管の内側にかかる圧力が血圧です。
    この圧力が長い期間ずっと高いままになっている状態が「高血圧」です。

    たとえるなら、細いホースに水を強く流し続けているようなもの。
    ホース(血管)はどんどん硬くなり、内側にダメージがたまっていきます。

    血圧が高いと心臓にどんな負担がかかる?

    血圧が高い状態が続くと、心臓は強い圧力に逆らって血液を送り出さないといけません。
    その結果、心臓の筋肉が厚くなり(心肥大)、だんだんと動きが悪くなってしまいます。

    • ポンプの力が弱くなり「心不全」を起こす
    • 心臓の血管が詰まり「狭心症」や「心筋梗塞」を起こす
    • 心臓のリズムが乱れ「不整脈」や「心房細動」が出る

    どれも最初は症状がなく、少しずつ進んでいくのが怖いところです。
    「痛くないから大丈夫」ではなく、「早めにチェック」することがとても大切です。

    血圧が高いと起こりやすくなる他の病気

    • 脳の血管が詰まる・破れる(脳梗塞・脳出血)
    • 腎臓の機能が落ちる(慢性腎臓病)
    • 目の血管が傷つく(高血圧性網膜症)

    つまり、高血圧は体のあらゆる血管の病気につながる可能性があるのです。

    2025年の「新しい血圧基準」ではどう変わった?

    2025年に改訂された日本高血圧学会ガイドライン(JSH2025)では、血圧の管理目標がより厳しくなりました。
    これは、心臓や血管の病気を防ぐために「より早く、よりしっかり管理する」ことが大切と分かってきたためです。

    項目目標値(2025年基準)
    診察室で測った血圧130/80 mmHg未満
    家庭で測った血圧125/75 mmHg未満

    以前は「140/90 mmHg」を超えると“高血圧”と言われていましたが、
    今ではそれより低い数値でも、放っておかない方がいいと考えられています。

    自分でできる高血圧対策3つ

    1. 家庭で血圧を測る習慣をつける
      朝(起きてすぐ)と夜(寝る前)に測り、記録を残しましょう。数字の変化が見えるだけでも意識が変わります。
    2. 塩分を減らす
      味噌汁や漬物、ラーメンのスープなどに注意。塩分は1日6g未満が目標です。
    3. ストレスと睡眠を見直す
      睡眠不足やストレスは血圧を上げる大きな原因です。夜はスマホを早めに手放し、心と体を休めましょう。

    高血圧は「治す」よりも「守る」病気です

    高血圧は一度発症すると、完全に“治る”ことは少ない病気です。
    でも、しっかり管理することで心臓や脳を守ることは十分できます。
    薬の力をうまく使いながら、生活習慣と合わせて長く安定させることが大切です。

    朋クリニック(兵庫県明石市)循環器内科のご案内

    朋クリニック|内科・循環器内科・整形外科
    〒673-0001 兵庫県明石市明南町1-4-8
    TEL:078-923-3456
    診療時間:月・火・水・金 9:00〜18:30/木 9:00〜12:00/土 9:00〜18:00(休診:日・祝)
    専用駐車場あり・伊藤パーキング/クイーンパーキング提携

    循環器内科では、血圧・動脈硬化・心電図・心エコーなど、
    心臓や血管のトラブルを早期に見つける検査を行っています。
    「血圧が少し高いかも」「家で測るとばらつきがある」という方は、お気軽にご相談ください。


    血圧が気になる方へ

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    ☎ 電話


    2025.11.01

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    当院の駐車場について

    🅿️ 駐車場ご利用について

    当院には建物裏側に専用駐車場がございますが、満車の場合は近隣のコインパーキングもご利用いただけます。

    近隣の駐車場に駐車された場合は、精算機で「駐車証明書」を発行していただき、クリニック受付までお持ちください
    確認のうえ、1時間分の駐車料金を当院にて負担させていただきます。

    おすすめの駐車場

    ※駐車証明書のご提示がない場合は、駐車料金の負担はできませんのでご了承ください。

    2025.10.25

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    インフルエンザに注意

    インフルエンザ流行に警戒しましょう|予防策・受診目安・麻黄湯(漢方)

    医療法人社団 来朋会 朋クリニック(明石市)|

    インフルエンザの流行前~流行期は、日常の予防と「早めの受診」がとても大切です。この記事では、予防の基本・受診の目安・麻黄湯(まおうとう)の位置づけと注意点を、クリニックの視点で分かりやすく解説します。

    なぜインフルエンザ流行に備えるべき?

    感染拡大が速い

    学校・職場・家庭などで人→人の感染が起きやすく、短期間で広がる傾向があります。

    重症化リスクへの配慮

    高齢者・基礎疾患のある方・妊娠中の方は肺炎・合併症のリスクが上がるため、特に注意が必要です。

    医療の混雑を回避

    流行期は受診が集中します。予防・早期相談がスムーズな受診につながります。

    流行株の変化

    年ごとに流行株が異なることも。毎シーズン油断せず対策を見直しましょう。

    今日からできる予防の基本

    • 手洗い・手指衛生:外出後・食事前・帰宅時に。
    • マスク・咳エチケット:咳・くしゃみの際や人混みでは着用を推奨。
    • 換気・加湿:室内湿度は目安50~60%に。
    • 十分な睡眠と栄養:免疫低下を防ぎます。
    • ワクチン接種:流行前の接種が効果的(詳しくは当院へ)。

    当院では状況に応じて、検査・治療・生活指導をご提供します。体調に違和感があれば早めにご相談ください。

    受診の目安(何科?いつ?)

    • 突然の高熱・悪寒・関節痛・頭痛・強い倦怠感が出た場合
    • 持病があり症状が強い/長引く、呼吸がつらい・水分がとれない場合
    • 家族内でインフルエンザが判明し、似た症状が出てきた場合

    自己判断で市販薬を長期に継続せず、早めに医療機関へ。抗インフルエンザ薬は発症早期の投与で効果が期待できます。

    麻黄湯(まおうとう)とは|初期の寒気+高熱に用いられる漢方

    麻黄湯は麻黄・桂枝・杏仁・甘草からなる漢方処方で、発熱・悪寒・節々の痛みなどインフルエンザ初期像に用いられることがある薬です。体質(証)や症状に合致すると、初期症状の緩和が期待できるケースがあります。

    ポイント

    • 対象の目安:体力があり、汗がまだ出ていない悪寒+高熱の初期。
    • 期待されること:悪寒・頭痛・関節痛などの初期症状の緩和(個人差あり)。
    • 位置づけ抗インフルエンザ薬の代替ではありません。必要時は併用や切り替えを検討します。

    注意点

    • 高血圧・心疾患・緑内障・前立腺肥大・妊娠中・高齢の方は要相談。
    • 長期連用は避ける:症状の推移を見て医師が調整します。
    • 自己判断での継続服用は避ける:証に合わないと効果が乏しい・副作用の恐れ。

    よくある質問

    Q. インフルエンザと感冒(風邪)の違いは?

    インフルエンザは急な高熱・悪寒・関節痛・強い倦怠感が出やすく、全身症状が強いのが特徴です。検査と総合的な診察で判断します。

    Q. いつ受診すべきですか?

    高熱やつらい全身症状がある、持病がある、体力が落ちている、息苦しさや水分がとれない場合は早めに受診してください。抗インフル薬は発症早期ほど有効性が期待できます。

    Q. 麻黄湯だけで治せますか?

    いいえ。麻黄湯は初期症状の緩和に用いられることがありますが、抗インフル薬の代替ではありません。診察のうえ最適な治療を選びます。

    朋クリニックのご案内

    住所:兵庫県明石市明南町1-4-8(〒673-0001)

    電話:078-923-3456

    診療時間:
    火・土 9:00–18:00/木 9:00–12:00/その他平日 9:00–18:30
    お問い合わせ時間:毎日 9:00–12:00/14:00–18:30

    当院では「BioFire® SpotFire®(スポットファイアー)」による15項目同時PCR検査が可能です!

    朋クリニックでは、bioMérieux(ビオメリュー)社製の全自動PCR検査システム「BioFire® SpotFire®(スポットファイアー)」を導入しています。

    これだけの検査項目を、一度に・約15分で判定

    鼻咽頭ぬぐい液などの検体を用い、わずか約15分で下記の15種類の呼吸器感染症ウイルス・細菌を同時に解析できます。

    【ウイルス検出項目】

    • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
    • 季節性コロナウイルス
    • インフルエンザA(H1・H3)
    • インフルエンザB
    • RSウイルス
    • アデノウイルス
    • ヒトメタニューモウイルス
    • ヒトライノウイルス/エンテロウイルス
    • パラインフルエンザウイルス

    【細菌検出項目】

    • Bordetella pertussis(百日咳菌)
    • Bordetella parapertussis(パラ百日咳菌)
    • Chlamydia pneumoniae(クラミジア・ニューモニエ)
    • Mycoplasma pneumoniae(マイコプラズマ・ニューモニエ)

    つまり、「インフルエンザかな?」「コロナかも?」という時に、
    一度の検査でインフルエンザ・新型コロナ・RSウイルス・マイコプラズマなど15項目すべてを迅速に判定できます。
    複数の感染症を一気に判定できるのは、このスポットファイアーだけ。

    感染源を正確に特定することで、治療方針を早期に決定でき、抗菌薬や抗ウイルス薬の適正使用にもつながります。

    2025.10.20

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