ブログ

  • blog

    マイコプラズマ感染症(M.genitalium・M.hominis)の症状・検査・治療を徹底解説



    📅 朋クリニック 今すぐWeb予約する

    24時間受付中・待ち時間を短縮できます

    📋 この記事でわかること

    • マイコプラズマ・ジェニタリウム(M. genitalium)とマイコプラズマ・ホミニス(M. hominis)の違い
    • 感染経路・症状・合併症リスク(男女別)
    • PCR検査の方法・費用・受診の流れ
    • 最新の治療薬と薬剤耐性問題への対策
    • パートナーへの感染予防と再感染防止のポイント

    ⚠️ 重要:マイコプラズマは「無症状」でも感染が広がります

    感染者の約50〜70%は自覚症状がありません。症状がないからといって安心せず、心当たりがある方は早めのPCR検査をお勧めします。特にM. genitalium(マイコプラズマ・ジェニタリウム)は薬剤耐性化が進んでおり、早期発見・早期治療が不妊や慢性化を防ぐ鍵となります。

    📋 朋クリニックでは性病PCR検査を実施中
    マイコプラズマ・クラミジア・淋病など幅広く対応 / 結果は最短当日〜翌日


    今すぐ予約する 受付中

    🦠 マイコプラズマとは?性病との関係を知ろう

    マイコプラズマ(Mycoplasma)は、細菌と同様に自己増殖できる最小の微生物の一つです。細胞壁を持たないという特徴があるため、一般的なペニシリン系抗菌薬が効かず、治療に特殊な抗菌薬が必要になります。性感染症(STI)として問題となるのは主に2種類です。

    M.genitaliumとM.hominisの特徴比較図

    図1:M. genitalium と M. hominis の主な特徴比較(朋クリニック作成)

    M. genitalium(マイコプラズマ・ジェニタリウム)

    M. genitalium は1980年代に初めて分離された比較的新しい病原体で、現在ではクラミジアに次ぐ頻度の性感染症として世界的に問題視されています。日本においても、尿道炎患者の10〜20%、子宮頸管炎患者の5〜15%から検出されるとされており、決して珍しい感染症ではありません。

    🚨 M. genitalium の最大の問題点:薬剤耐性

    アジスロマイシン(マクロライド系)に対する耐性率が日本・アジアでは70%以上に達しているとの報告もあります。これは、過去に不適切な抗菌薬治療(クラミジア治療として処方されたアジスロマイシンなど)が原因と考えられています。治療前に薬剤感受性検査を行うことが重要です。

    M. hominis(マイコプラズマ・ホミニス)

    M. hominis は健常者の泌尿生殖器にも常在することがある菌ですが、免疫力が低下した状態や、細菌性腟症(BV)との合併、妊娠中などに病原性を発揮します。特に妊娠中の感染は早産・低出生体重児・新生児感染のリスクを高めるため、妊娠を希望する女性や妊婦さんには特に注意が必要です。

    項目M. genitaliumM. hominis
    発見年1981年1937年
    病原性高い(性病の主要病原体)中程度(条件次第で発症)
    主な感染部位尿道・子宮頸管・咽頭・直腸腟・子宮・骨盤・血液(稀)
    薬剤耐性マクロライド耐性が深刻比較的少ない
    検査方法PCR検査(核酸増幅法)PCR検査・培養検査
    第一選択薬シタフロキサシン(日本)ドキシサイクリン

    💥 感染経路と症状:男女別に詳しく解説

    マイコプラズマ感染の流れと男女別症状

    図2:マイコプラズマ感染の流れと男女別の主な症状(朋クリニック作成)

    感染経路

    マイコプラズマ(M. genitalium・M. hominis)の主な感染経路は性行為による粘膜接触です。コンドームを使用しない膣性交が最もリスクが高いですが、オーラルセックスや肛門性交でも感染する可能性があります。また、M. hominis は産道感染(出産時に母親から新生児へ)も知られています。

    🟢 感染経路のまとめ

    • 膣性交:最も感染リスクが高い(コンドームなし)
    • オーラルセックス:咽頭感染の可能性あり(M. genitalium)
    • 肛門性交:直腸感染の可能性あり
    • 産道感染:M. hominis は出産時に新生児へ感染することがある
    • 日常的な接触(握手・タオル共有など)では感染しない

    男性の症状

    症状・疾患名具体的な症状放置した場合のリスク
    尿道炎排尿時の痛み・灼熱感、尿道からの分泌物(透明〜白濁)、尿道口の不快感慢性化・精巣上体炎への波及
    精巣上体炎陰嚢の腫れ・痛み・発熱男性不妊のリスク
    前立腺炎会陰部・下腹部の鈍痛、排尿困難、射精時の痛み慢性前立腺炎・QOL低下
    無症状症状なし(約30〜50%)パートナーへの感染拡大

    女性の症状

    症状・疾患名具体的な症状放置した場合のリスク
    子宮頸管炎おりものの増加・変色(黄色・緑色)、性交時の出血・痛み骨盤炎症性疾患(PID)への進行
    骨盤炎症性疾患(PID)下腹部痛・発熱・不正出血不妊・異所性妊娠(子宮外妊娠)
    細菌性腟症(BV)魚臭いおりもの、腟の不快感(M. hominis との関連が強い)早産・流産リスクの上昇
    無症状症状なし(約50〜70%)慢性化・不妊リスク
    🚨 女性は特に注意!無症状のまま不妊になるケースも

    女性の場合、マイコプラズマ感染が骨盤炎症性疾患(PID)に進行すると、卵管に瘢痕(傷跡)が残り、不妊や異所性妊娠の原因となります。症状がないまま進行することが多いため、「症状がないから大丈夫」は危険な誤解です。妊娠を希望する方や、パートナーが変わった方は定期的な検査を強くお勧めします。

    📋 朋クリニックでは、マイコプラズマのPCR検査を実施しています。
    症状がなくても検査可能。結果は最短当日〜翌日にご報告します。


    📅 今すぐWeb予約する(24時間受付)

    📍 大阪市内・朋クリニック / 保険診療・自費診療どちらも対応

    🔬 検査方法:どんな検査を受けるべきか?

    マイコプラズマの診断にはPCR検査(核酸増幅検査)が最も信頼性が高く、現在の標準的な検査法です。培養検査は時間がかかり感度も低いため、現在はPCR検査が主流となっています。

    マイコプラズマ検査を受けるべきリスクチェックリスト

    図3:検査を受けるべきリスクチェックリスト(朋クリニック作成)

    PCR検査の詳細

    検査項目採取部位・方法備考
    尿検査初尿(出始めの尿)を採取男性に特に有効。採尿前2時間は排尿しないことが推奨
    腟分泌物検査綿棒で腟内・子宮頸管から採取女性に有効。感度が高い
    咽頭ぬぐい液綿棒で喉の奥をぬぐうオーラルセックスによる咽頭感染の確認に
    直腸ぬぐい液綿棒で直腸内をぬぐうアナルセックスによる感染の確認に

    受診から結果までの流れ

    1
    Web予約・来院
    事前にWeb予約することで待ち時間を大幅に短縮できます。問診票に症状・性行為の状況を記入します。

    2
    医師による問診・診察
    症状・最終性交渉日・パートナーの状況などを確認します。プライバシーは厳守されます。

    3
    検体採取(PCR検査)
    尿・腟分泌物・咽頭ぬぐい液などを採取します。痛みはほとんどありません(数分で完了)。

    4
    結果確認(最短当日〜翌日)
    陽性の場合は薬剤感受性検査の結果も踏まえ、最適な治療薬を選択します。

    5
    治療開始・パートナーへの通知
    抗菌薬を処方します。パートナーも同時に検査・治療を受けることが再感染防止に不可欠です。

    📋 検査費用の目安(朋クリニック)

    マイコプラズマPCR検査(M. genitalium・M. hominis)は自費診療となります。クラミジア・淋菌との同時検査セットもご用意しています。詳しくは受診時またはお電話にてお問い合わせください。

    💊 治療方法:最新の抗菌薬治療と薬剤耐性対策

    M.genitaliumの薬剤耐性率と治療薬有効率グラフ

    図4:M. genitalium の薬剤耐性率の推移と各治療薬の有効率(朋クリニック作成)

    M. genitalium の治療

    M. genitalium の治療では、薬剤耐性の有無を確認してから治療薬を選択することが現在の標準的なアプローチです。日本感染症学会のガイドラインでは、耐性検査の結果に応じて以下の薬剤が推奨されています。

    ✓ シタフロキサシン(STFX)
    日本で最も推奨される第一選択薬
    用法:100mg 1日2回 × 7〜14日間
    有効率:約90%以上
    マクロライド耐性株にも有効

    ✓ アジスロマイシン(AZM)
    マクロライド感受性株のみに有効
    用法:1g 単回投与(または延長投与)
    有効率:感受性株で約80%
    ※耐性率が高いため事前確認が必須

    △ モキシフロキサシン(MFLX)
    シタフロキサシン無効例に使用
    用法:400mg 1日1回 × 7〜10日間
    有効率:約85〜90%
    日本では保険適用外(自費)

    △ ドキシサイクリン(DOXY)
    M. genitalium には効果が限定的
    用法:100mg 1日2回 × 7日間
    有効率:約30〜40%
    M. hominis には有効

    M. hominis の治療

    薬剤名用法・用量特記事項
    ドキシサイクリン
    第一選択
    100mg 1日2回 × 7〜14日間妊婦には使用不可。食後服用で胃腸障害を軽減
    クリンダマイシン
    第一選択
    300mg 1日3回 × 7日間細菌性腟症合併例に特に有効。腟錠も使用可
    ミノサイクリン100mg 1日2回 × 7〜14日間ドキシサイクリンの代替薬。光線過敏症に注意
    マイコプラズマ検査から治療完了までのフロー

    図5:検査から治療完了までのステップ(朋クリニック作成)

    治療で絶対に守るべき3つのポイント

    ⚠️ 治療失敗・再感染を防ぐために必ず守ること

    • 処方された薬を最後まで飲み切る:症状が改善しても途中でやめると耐性菌が生まれやすくなります
    • パートナーも同時に検査・治療を受ける:一方だけが治療しても「ピンポン感染」(再感染の繰り返し)が起こります
    • 治療完了後4週間後に治癒確認検査を受ける:PCR検査で陰性を確認するまで性行為は控えるか、コンドームを使用してください

    💊 治療後の治癒確認検査も朋クリニックで
    治療完了後のPCR再検査・パートナー検査にも対応しています


    Web予約はこちら 受付中

    🛡️ 予防と再感染防止

    マイコプラズマ感染症に対するワクチンは現時点では存在しません。そのため、感染予防は行動面での対策が中心となります。

    🟢 感染予防の基本

    • コンドームの正しい使用:性行為の最初から最後まで使用することで感染リスクを大幅に低減できます
    • 定期的な検査:パートナーが変わった場合や、不特定多数との性行為がある場合は3〜6か月ごとの定期検査を推奨します
    • パートナーへの告知:陽性と診断された場合は、パートナーに検査を受けるよう伝えることが感染拡大防止に不可欠です
    • 他の性病との同時検査:マイコプラズマはクラミジア・淋菌・梅毒などと重複感染することが多いため、セット検査が効率的です

    妊娠中・妊娠希望の方へ

    M. hominis は妊娠中に特に注意が必要な病原体です。感染が子宮内に広がると、絨毛膜羊膜炎・早産・低出生体重児・新生児敗血症などのリスクが高まります。妊娠を希望している方や、不妊治療中の方は、事前にマイコプラズマを含む性病スクリーニング検査を受けることを強くお勧めします。

    🚨 妊婦さんへの注意事項

    妊娠中はドキシサイクリン・ミノサイクリンなどのテトラサイクリン系抗菌薬は使用できません。妊娠中に感染が判明した場合は、クリンダマイシンなどの安全な代替薬を使用します。必ず産婦人科・性病専門医と相談のうえ治療を進めてください。

    ❓ よくある質問(FAQ)

    Q. 症状がないのに検査を受ける必要がありますか?

    はい、必要です。マイコプラズマ感染者の約50〜70%は無症状です。症状がないまま放置すると、知らないうちにパートナーに感染させたり、慢性化して不妊の原因になったりします。「症状がないから大丈夫」という判断は危険です。

    Q. クラミジアの治療薬(アジスロマイシン)でマイコプラズマも治りますか?

    必ずしも治るとは言えません。特にM. genitaliumは、アジスロマイシンに対する耐性率が日本では70%以上に達しているとの報告があります。クラミジアと同時感染していた場合、クラミジアは治癒してもマイコプラズマが残存・耐性化するケースが問題となっています。マイコプラズマが疑われる場合は、必ずPCR検査で確認し、薬剤感受性に基づいた治療を受けてください。

    Q. 治療後はいつから性行為を再開できますか?

    治療完了後、最低でも7〜14日間は性行為を控えることが推奨されます。その後、治療終了から4週間後にPCR検査で陰性が確認されてから再開するのが理想的です。パートナーも同様に治療・陰性確認が必要です。

    Q. マイコプラズマはHIVのリスクと関係がありますか?

    はい、関係があります。マイコプラズマ感染による粘膜の炎症は、HIVを含む他の性感染症に対する感受性を高めることが知られています。性病の予防・治療はHIV感染リスクの低減にも直結します。


    📋 まとめ:マイコプラズマ感染症のポイント

    • M. genitalium は性感染症として重要な病原体。薬剤耐性が深刻で、PCR検査と薬剤感受性確認が必須
    • M. hominis は細菌性腟症・骨盤炎・妊娠合併症と関連。妊娠希望者は特に注意
    • 感染者の50〜70%は無症状。定期的な検査が早期発見・早期治療の鍵
    • 治療はパートナーと同時に行い、治療後のPCR陰性確認まで性行為を控える
    • マイコプラズマはクラミジア・淋菌との重複感染が多い。セット検査が効率的

    ※本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の診断・治療を推奨するものではありません。症状や治療については必ず医師にご相談ください。記載の薬剤情報・統計データは執筆時点(2026年)のものです。最新情報については担当医にお確かめください。
    監修:朋クリニック 医師

    2026.05.25

  • blog

    学校で側彎症と指摘された方へ

    💡 この記事でわかること

    • 学校健診で側弯症を指摘されたら受診が必要な理由
    • 側弯症の原因と進行リスク
    • Cobb角やRisser分類といった重症度評価の基準
    • 整形外科での検査内容と治療法(装具療法・手術)
    ⚠️ 学校健診で指摘されたら、放置せず早めに受診を!

    側弯症は初期には痛みがなく、気づかないうちに進行することがあります。「姿勢が悪いだけ」「痛みがないから大丈夫」と自己判断せず、一度整形外科で専門医の評価を受けることが大切です。

    学校健診の用紙をお持ちですか?
    朋クリニックでは整形外科専門医が丁寧に診察します。

    Web予約はこちら

    学校健診で「側弯症の疑いがあります」「整形外科を受診してください」と記載された用紙を受け取り、不安になった保護者の方も多いのではないでしょうか。

    「姿勢が悪いだけではないの?」「痛みもないのに病院へ行く必要があるの?」「部活動も普通にできているので様子を見ても大丈夫?」このようなご質問を受けることが少なくありません。

    結論からお伝えすると、学校健診で側弯症を指摘された場合は、一度整形外科を受診することをおすすめします。側弯症は早期には症状がほとんどなく、本人も保護者も気付かないまま進行することがあります。一方で、早期発見できれば経過観察や装具療法によって進行を防げる可能性が高くなります。

    側弯症とはどのような病気?

    正常な背骨と側弯症の比較イラスト

    ▲ 正常な背骨(左)と側弯症(右)の比較。側弯症ではC字型に背骨が曲がります。

    側弯症とは、背骨(脊柱)が左右に曲がり、さらに椎体がねじれる(回旋する)病気です。正常な背骨は正面から見るとほぼ一直線ですが、側弯症ではC字型やS字型に変形します。

    単なる猫背や姿勢不良とは異なり、骨格そのものに変化が生じている状態です。医学的には、立位脊柱レントゲン検査において「Cobb角(コブ角)」が10度以上認められる場合に側弯症と診断されます。

    側弯症の原因

    学童期から思春期に発症する側弯症の約80~90%は「特発性側弯症」と呼ばれます。特発性とは原因が明確に解明されていないという意味です。

    思春期特発性側弯症の特徴

    • 10歳前後から発症しやすい
    • 女子に多い
    • 身長が急激に伸びる時期に進行しやすい

    女子では男子よりも進行例が多く、治療を必要とする側弯症は男子の数倍発生すると報告されています。

    なぜ学校健診でチェックするの?

    前屈テスト(アダムテスト)のイラスト

    ▲ 学校健診で行われる前屈テスト(アダムテスト)。背中の左右差を確認します。

    側弯症は初期にはほとんど症状がありません。腰痛や背中の痛みがないまま進行することも多く、本人も周囲も気付かないことがあります。そのため学校健診では前屈検査(Adam’s Forward Bend Test)を行い、異常がないかを確認しています。

    ただし、学校健診はあくまでもスクリーニング検査であり、確定診断ではありません。異常を指摘された場合は整形外科で詳しい検査を受けることが重要です。

    ご家庭で確認できる側弯症のサインと放置のリスク
    ご家庭で確認できるサイン

    次のような特徴がある場合は注意が必要です。

    • 肩の高さが左右で違う
    • 片方の肩甲骨だけが出ている
    • ウエストラインが左右非対称
    • ズボンやスカートが傾く
    • 前かがみになると背中の高さが違う
    • 姿勢が悪いと言われる
    • 体が左右どちらかに傾いて見える

    ただし、これらがなくても側弯症が存在する場合があります。

    放置するとどうなる?

    軽度の側弯症であれば経過観察のみで問題ない場合もありますが、成長期には短期間で進行することがあります。

    進行すると、肩の高さの左右差や背中の変形が目立ち、体幹バランスが崩れたり、慢性的な腰痛や背部痛が生じたりする可能性があります。さらに重症化すると胸郭変形に伴い、肺活量の低下や呼吸機能障害を引き起こすこともあります。特に50度を超える側弯では、成人後も進行が続く可能性があることが知られています。

    お子さまの背骨、気になりませんか?

    側弯症は早期発見が何より大切です。
    朋クリニックでは整形外科専門医が適切な評価を行います。

    📱 スマホで簡単!Web予約

    側弯症の重症度分類と治療方針
    側弯症の重症度分類(Cobb角)

    Cobb角(コブ角)の説明イラスト

    ▲ Cobb角(コブ角)の測定方法と重症度の目安。

    側弯症の重症度は、レントゲン検査で測定するCobb角によって評価します。

    Cobb角重症度対応・治療方針
    10度未満側弯症に該当せず姿勢変化や成長による一時的な左右差の場合があります。
    10~24度軽度側弯症定期的なレントゲン検査による経過観察を行います。
    25~39度中等度側弯症成長期で進行リスクが高い場合は装具療法(コルセット治療)を検討します。
    40~49度高度側弯症脊椎専門医への紹介を検討します。
    50度以上重度側弯症手術治療が検討されることがあります。
    側弯症で重要なのは「角度」だけではありません

    同じ20度の側弯でも、「小学5年生・初潮前・身長が急激に伸びている」場合と、「高校生・成長がほぼ終了している」場合では進行リスクが大きく異なります。そのため整形外科では骨成熟度も評価します。

    Risser分類(骨成熟度評価)

    骨盤の骨端核の成熟度を評価する方法です。

    • Risser0:成長期初期(進行リスク高い)
    • Risser1~2:成長期真っ最中(最も進行しやすい時期)
    • Risser3~4:成長終盤(進行リスク減少)
    • Risser5:骨成熟完了(進行リスク低い)

    側弯症の治療方針は、Cobb角とRisser分類を組み合わせて決定します。

    整形外科での検査と治療法
    整形外科ではどのような検査を行う?

    整形外科では、姿勢評価、肩や骨盤の左右差確認、前屈テスト、神経学的評価、脊柱全長レントゲン撮影を行います。

    レントゲン検査では、Cobb角、弯曲部位、椎体回旋、骨成熟度、進行リスクを総合的に評価します。

    装具療法とは?

    側弯症の装具療法(コルセット)のイラスト

    ▲ 装具療法(コルセット)。背骨のこれ以上の進行を防ぐことが目的です。

    一般的に、Cobb角25~40度で、骨成熟前(Risser0~2)の場合には装具療法が検討されます。

    装具の目的は背骨を真っ直ぐに戻すことではありません。これ以上進行させないことが最大の目的です。適切な時期に開始することで手術を回避できる可能性が高くなります。

    手術が必要になるのはどんな場合?

    以下のような場合には手術治療を検討します。

    • Cobb角45~50度以上
    • 急速に進行している
    • 装具療法でも進行する
    • 著しい体幹変形がある
    • 胸郭変形による呼吸機能低下がある

    脊柱矯正固定術により背骨の変形進行を防ぎます。

    「痛くないから大丈夫」は危険なことも。
    学校健診で指摘された段階での早期評価が非常に重要です。

    受診予約はこちら

    朋クリニックでの側弯症診療

    朋クリニックでは学校健診で側弯症を指摘されたお子さまの診察を行っています。

    学校から配布された健診結果をご持参いただければ、整形外科専門医による診察、姿勢評価、脊柱レントゲン検査、Cobb角測定、進行リスク評価、経過観察や専門施設紹介の判断を行っています。

    朋クリニックは、常時内科1診、整形外科1診の常時2診体制です。整形外科には整形外科専門医が3名在籍しております。

    📝 この記事のまとめ

    • 学校健診で側弯症を指摘されたら、放置せず整形外科を受診する
    • 側弯症は痛みがなくても進行することがある
    • 重症度はCobb角(角度)とRisser分類(骨の成熟度)で評価する
    • 早期発見し、適切な時期に装具療法を開始することで進行を防ぐ
    • 朋クリニックでは整形外科専門医がしっかりと評価を行います

    ※ 本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。掲載している治療法は代表例であり、実際の治療方針は医師の判断によります。

    2026.05.22

  • blog

    (新発売)インフルエンザワクチン-2026年

    抗原量 4倍

    エフルエルダ 高齢者専用ワクチン

    当院で 接種できます!

    \ 2026年秋、もっとも注目されているインフルエンザの新常識 /

    こんにちは。当院より、今シーズンから新たに導入される最新のインフルエンザワクチン「エフルエルダ」について、大切な医療情報をお届けします。

    「毎年きちんと予防接種を受けているのに、インフルエンザにかかってしまった」「年齢を重ねてから、冬の体調管理が一段と心配になった」という声は少なくありません。実はご高齢の方の場合、年齢とともに体の免疫システムが変化する「免疫老化」により、従来の通常ワクチンでは十分な防御力を維持しにくいという医学的課題がありました。
    この課題を打破するために開発されたシニア世代専用のワクチンが、この度登場した「エフルエルダ」です。当院でも万全の体制で導入を決定し、接種を強くおすすめしております!

    医学的エビデンスが証明する「3つの圧倒的メリット」

    ① 免疫老化に打ち勝つ「HA抗原量が通常の4倍」

    エフルエルダの最大の特徴は、ワクチンに含まれるインフルエンザウイルスの主要成分(HA抗原量)が、従来の標準的なワクチンの4倍(4株合計240μg)も配合されている点です。
    日本人(60歳以上)を対象に行われた国内臨床試験において、これまでの通常ワクチンと比較して、明らかに高い感染防御抗体が得られることが実証されています。低下しやすいシニア世代の免疫力を物理的な成分量で強力にバックアップします。

    ② 肺炎や持病悪化による「入院リスク・死亡リスクの大幅減少」

    ご高齢の方がインフルエンザに罹患した際、もっとも警戒すべきは肺炎などの合併症や、持病(糖尿病・高血圧・慢性腎臓病など)の急激な悪化です。
    海外の3,400万例以上を対象とした大規模な医学研究データでは、通常の通常ワクチンを接種したグループと比較して、高用量ワクチンを接種したグループは以下の劇的な効果が証明されています。

    • インフルエンザに関連する肺炎での入院リスク:13.4%減少
    • すべての原因を含んだ全体の入院リスク:17.9%減少
    • 肺炎やインフルエンザによる最悪の事態(死亡)のリスク:39.9%減少

    「ただ感染を防ぐ」という次元を超えて、「冬のあいだ、大切な体を確実に入院や重症化から守る」ための極めて高い臨床的メリットが確認されています。

    ③ 効率的に高い免疫を作る「筋肉注射」での投与

    エフルエルダは、これまでのインフルエンザ予防接種に多かった「皮下注射」ではなく、肩の筋肉に接種する「筋肉注射」を採用しています。
    筋肉内には豊富な血管と免疫細胞が集まっているため、4倍の豊富なワクチン成分が効率よくキャッチされ、体に長持ちする強い防衛組織を整えることができます。国内の試験でも、皮下接種より高い免疫反応が確認されています。

    ⚠️ 副反応についてもしっかりとお伝えします

    成分が4倍と強力なため、注射した部分の痛み(約4割の方に報告があります)、赤み、腫れ、あるいは一時的なだるさ(倦怠感)や頭痛などが、従来の通常ワクチンに比べてやや出やすい傾向があります。
    しかし、これらは「体がしっかりとインフルエンザと戦う準備を始めている証拠(生体反応)」です。ほとんどの場合は1〜3日以内に自然と綺麗に治まります。また、後遺症を残すような重大な副反応の発生頻度については、通常のワクチンと変わらない安全性が確認されていますので、どうぞ安心してご検討ください。

    2026年、国の定期接種にも導入される信頼性

    その圧倒的な有効性と安全性のデータが認められ、厚生労働省の審議会でも、2026年10月より「75歳以上の方を対象とした定期接種ワクチン」として公費の助成対象に組み込まれる方針が了承されました。国がその実力を認めたお墨付きのワクチンです。

    💡 特に以下に該当する方には、エフルエルダの接種を強くおすすめします:

    • 75歳以上のご高齢の方(今年度からの定期接種対象です)
    • 60歳〜74歳で、糖尿病・高血圧・呼吸器疾患(喘息・COPD)・慢性腎臓病などの持病をお持ちの方
    • 冬場に体調を崩しやすく、絶対に肺炎や入院などのリスクを回避したい方
    • ご高齢の家族と同居されており、家庭内での感染拡大を確実に防ぎたい方

    当院で「エフルエルダ」の接種予約を受付中です!

    ご自身の健康な毎日のため、そして大切なご家族に安心を届けるために、確かな医学データに裏付けられた最新の予防対策を始めませんか?今年の冬を元気に笑顔で乗り切るために、当院が全力でサポートいたします。

    費用、接種開始スケジュール、予約方法に関するご不明点は、当院の受付窓口またはお電話、公式LINEまでお気軽にお問い合わせください。医師への事前相談も随時承っております。

    2026.05.20

  • blog

    脱毛予約開始します!

    # 朋クリニック 医療脱毛予約開始ブログ HTMLコード

    “`html


    朋クリニック 医療脱毛

    朋クリニックでは、令和8年6月1日より医療脱毛の予約受付を開始いたします。対象部位は顔面・腕・足です。医療機関ならではの安心感と丁寧なカウンセリングで、初めての方にも安心してご相談いただけます。

    医療脱毛予約受付スタート

    朋クリニックでは、顔面・腕・足に特化した医療脱毛の予約受付を開始いたします。
    医師管理のもと、安全面に配慮しながら施術を行います。


    医療脱毛 カウンセリング

    対象部位

    顔面脱毛
    腕脱毛
    足脱毛

    朋クリニックの医療脱毛の特徴

    医療機関ならではの安心感

    医療脱毛は医療機関のみで施行できるレーザー脱毛です。
    お肌の状態を確認しながら、安全性に配慮して施術を行います。

    自己処理による肌荒れ対策にも

    カミソリ負けや毛穴トラブルなど、自己処理による肌への負担軽減も期待できます。


    美容イメージ

    このような方におすすめ

    顔のうぶ毛が気になる方

    腕や足の自己処理を減らしたい方

    医療機関で安心して脱毛を受けたい方

    初めて医療脱毛を受ける方

    ご予約について

    令和8年6月1日より予約受付開始となります。
    無料カウンセリングも実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

    医療脱毛のご予約はこちら

    顔面・腕・足の医療脱毛をご希望の方は、下記サイトよりご予約ください。


    予約サイトへ進む

    朋クリニック

    〒673-0001

    兵庫県明石市明南町1-4-8

    TEL:078-923-3456

    “`

    2026.05.19

  • blog

    【2026年】新型コロナワクチン接種は必要?

    ✅ 監修:朋クリニック 内科専門医(血液内科専門医・神経内科専門医 5名在籍)

    📋 この記事でわかること

    • コロナ5類移行後も毎年2万人以上が亡くなっている現実
    • 「ワクチンは必要ない」「副作用が怖い」という疑問への医師の回答
    • 定期接種の対象者・費用・時期・接種の流れ
    • 朋クリニックでワクチン接種を受けるメリット

    ⚠️ 最新情報
    コロナ5類移行から3年が経ちましたが、2025年も年間2万人以上が新型コロナで亡くなっています。
    死者の65歳以上が97%・80歳以上が79%を占めており、高齢者や基礎疾患のある方にとって、コロナは今もなお命に関わる感染症です。

    🏥 朋クリニック|内科専門医5名在籍・ワクチン接種受付中

    📅 今すぐ予約する

    コロナ5類移行3年、今の状況は?

    2023年5月に新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行してから、3年が経ちました。大きな流行は起きていないものの、コロナが「終わった病気」になったわけではありません

    厚生労働省のデータによると、2025年1〜11月の新型コロナによる死者数は2万429人に上りました。2022年の4万7,638人から半減したとはいえ、依然として毎年2万人規模の方が亡くなっているのが現実です。

    新型コロナウイルスによる年間死亡者数の推移と高齢者リスク

    ▲ コロナによる年間死亡者数の推移。減少傾向にあるが、今も毎年2万人以上が亡くなっている。

    亡くなっているのは誰?

    2024年のデータでは、死者の65歳以上が97%、80歳以上が79%を占めています。また、近年の死亡理由は「激しい肺炎」から変化しており、感染後に糖尿病・心不全などの持病が悪化し、多臓器不全で亡くなるケースが増えています。

    名古屋大学の山本尚範講師(救急医学)は「新型コロナは持病を悪化させる引き金になっている」と指摘しています。高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病などの基礎疾患をお持ちの方は、特に注意が必要です。

    🔴 特にリスクが高い方

    • 65歳以上の高齢者(死者の97%を占める)
    • 糖尿病・高血圧・心不全・腎臓病などの基礎疾患をお持ちの方
    • 60〜64歳で重い基礎疾患がある方
    • 免疫が低下している方(がん治療中・透析中など)

    「ワクチンは打ちたくない」という方へ

    コロナワクチンに対して、さまざまな疑問や不安をお持ちの方がいらっしゃることは、私も十分理解しています。「副作用が怖い」「毎年打たなければいけないのか」「もう免疫があるから大丈夫では?」——こうした声は、患者さんから日々お聞きします。

    ここでは、よくある疑問に対して、医師として正直にお答えします。

    コロナワクチンへの疑問に医師が丁寧に回答

    ▲ 「副作用が心配」「毎年必要?」——患者さんの疑問に、朋クリニックの医師が丁寧にお答えします。

    よくある疑問と医師の回答

    患者さんの疑問医師からの回答
    副作用が怖い接種後の腕の痛みや発熱などは多くの方に見られますが、重篤な副作用は非常にまれです。一方、コロナに感染して重症化するリスクは、副作用のリスクをはるかに上回ります。副作用が心配な方は、接種前に医師にご相談ください。
    もう免疫があるから大丈夫では?感染やワクチンで得た免疫は時間とともに低下します。特に高齢者では免疫の持続期間が短い傾向があります。定期的な接種で免疫を維持することが重要です。
    毎年打たなきゃいけないの?定期接種は年1回・秋以降の実施です。インフルエンザワクチンと同様に、毎年秋に接種することで冬の流行期に備えることができます。
    コロナはもう軽症では?若くて健康な方には軽症が多いですが、高齢者や基礎疾患のある方は今も重症化・死亡のリスクが高いです。「自分は大丈夫」という過信が、命取りになることがあります。
    接種しないという選択肢は?もちろん、最終的な判断はご本人・ご家族にあります。ただし、リスクとベネフィットを正しく理解した上で判断していただきたいと思います。不安なことは何でもご相談ください。
    💬 朋クリニックからのメッセージ
    「打ちたくない」という気持ちを否定するつもりはありません。ただ、毎年2万人以上が亡くなっているという現実を、ぜひ知っていただきたいのです。ワクチンは「命を守るための選択肢」のひとつです。迷っている方は、まず一度ご相談ください。

    🏥 ワクチン接種・副作用のご相談は朋クリニックへ

    内科専門医5名が丁寧にご説明します。接種前の相談だけでもOKです。

    📅 今すぐ予約する(無料相談可)

    2026年版 コロナワクチン定期接種の詳細

    現在の新型コロナワクチン定期接種は、インフルエンザワクチンと同様に毎年秋以降に1回実施されます。公費助成があるため、自己負担額は比較的少なく接種できます。

    コロナワクチン接種の流れ・対象者・費用・時期

    ▲ コロナワクチン定期接種の流れ。年1回・秋以降に実施。公費助成で自己負担は数千円程度。

    接種対象者

    対象者内容
    65歳以上の高齢者毎年秋以降に1回。各自治体から接種券が送付されます。
    60〜64歳で重い基礎疾患がある方心臓・腎臓・呼吸器の機能に重篤な障害がある方など。医師の判断が必要な場合があります。
    上記以外の方(任意接種)定期接種の対象外でも任意接種として受けられます。自己負担となりますが、ご希望の方はご相談ください。

    接種の流れ

    1. 接種券の確認:自治体から送付される接種券を手元に用意する
    2. 医療機関に予約:朋クリニックにお電話またはWeb予約
    3. 問診・接種前確認:医師が体調・アレルギー・持病を確認
    4. ワクチン接種:所要時間は数分。痛みは軽微です
    5. 接種後15〜30分の経過観察:院内で様子を見てからご帰宅
    6. 接種後の相談:気になる症状があれば、いつでもご連絡ください
    💰 費用の目安(2026年度)
    定期接種対象者(65歳以上など)は公費助成あり。自己負担は各自治体により異なりますが、数千円程度が目安です。任意接種の場合は全額自己負担となります。詳しくはお住まいの自治体またはクリニックにお問い合わせください。

    💉 朋クリニック|コロナワクチン定期接種・任意接種ともに対応

    📅 予約はこちら

    朋クリニックでワクチン接種を受けるメリット

    「どこでワクチンを打っても同じでは?」と思われるかもしれません。しかし、かかりつけ医でワクチンを接種することには、大きなメリットがあります。

    朋クリニックのコロナワクチン接種体制・内科専門医5名在籍

    ▲ 朋クリニックでは内科専門医5名が在籍。接種後の健康相談にも丁寧に対応します。

    朋クリニックの強み詳細
    内科専門医5名在籍血液内科専門医・神経内科専門医が5名在籍。基礎疾患をお持ちの方でも安心して接種を受けていただけます。
    接種前の丁寧な問診持病・アレルギー・他のワクチンとの間隔など、一人ひとりの状態を確認してから接種します。
    副作用への対応接種後に気になる症状が出た場合、すぐにご相談いただけます。内科専門医が適切に対応します。
    常時2診体制内科・整形外科の常時2診体制。待ち時間を短縮し、スムーズに接種を受けていただけます。
    かかりつけ医として継続管理ワクチン接種だけでなく、基礎疾患の管理・健康相談・他のワクチン(インフルエンザなど)も一括対応。

    まとめ:コロナは「終わった病気」ではありません

    📌 この記事のまとめ

    • コロナ5類移行後も、毎年2万人以上が亡くなっている
    • 死者の65歳以上が97%。高齢者・基礎疾患のある方は特に注意
    • 近年の死因は「多臓器不全」が増加。コロナは持病を悪化させる引き金になる
    • 副作用への不安は理解できるが、重症化リスクと比較して判断することが大切
    • 定期接種は年1回・秋以降。65歳以上は公費助成あり
    • 迷っている方は、まず朋クリニックにご相談ください

    「ワクチンを打つかどうか」は、最終的にはご本人の判断です。ただ、私たち医師として伝えたいのは、正しい情報をもとに判断してほしいということです。「なんとなく怖い」「SNSで悪い情報を見た」という理由だけで接種を避けることで、命を落とすリスクが高まる可能性があります。

    朋クリニックでは、ワクチンに関するご不安・ご質問に、時間をかけて丁寧にお答えします。「接種するかどうか迷っている」という段階でも、ぜひ一度ご来院ください。

    ※ 本記事は朋クリニック内科専門医が監修した医療情報です。個別の症状・治療については必ず医師にご相談ください。ワクチン接種の可否は、問診・診察の結果によって判断されます。

    2026.05.08

  • blog

    スポーツで怪我をした!

    🏆
    この記事は特にこんな方へ
    総体・全国大会・インターハイを目指す学生アスリートと、その保護者・指導者の方

    📋 この記事でわかること

    • 怪我直後に「アイシング」が正しい場面・間違っている場面
    • 「2週間以上冷やし続ける」が回復を遅らせる理由
    • いつから「温める」「動かす」に切り替えるべきか
    • 早期リハビリ(PEACE & LOVE)の考え方
    • 超音波治療・治打撲一方の活用法
    • スポーツ選手が漢方薬を使う際のドーピング注意点
    • 朋クリニックへの受診・Web予約の方法

    こんにちは、朋クリニックの医師です。今回は、総体・全国大会・インターハイを目指す学生アスリートの皆さんに向けて、怪我をしたときの「正しい初期対応」についてお話しします。

    「捻挫したら、とにかく冷やす」「痛みがなくなるまで安静にする」——そう信じている選手や保護者の方は、まだまだ多いと思います。しかし、その「常識」が、あなたの回復を遅らせているかもしれません。

    ⚠️ こんな経験はありませんか?

    捻挫して2週間、3週間が経つのに、まだ腫れが引かない。毎日アイシングを続けているのに、なかなか良くならない。大事な大会が近いのに、練習に復帰できない——そのケアの方法、一度見直してみませんか?

    朋クリニックでは、怪我をしたあとに「とにかく安静」「とにかく冷やす」「痛みがなくなるまで動かさない」という考え方ではなく、できるだけ早い段階から、状態に応じたリハビリテーションを始めることを大切にしています。

    怪我の初期対応・早期復帰のご相談は朋クリニックへ
    整形外科専門医3名在籍・当日から状態に応じたリハビリ対応

    Web予約はこちら →

    アイシングが「正しい」場面と「間違い」の場面

    アイシングは「悪いもの」ではありません。使う時期と目的を正しく理解することが大切です。

    怪我直後の急性期ケア:アイシング・圧迫・挙上・医師への受診の正しい方法と直接アイシングのNG

    ▲ 急性期(受傷直後〜48時間)の正しいケア。氷は必ずタオルを介して当てること。まず骨折・靭帯損傷の有無を確認することが最優先。

    アイシングが有効な場面OK
    • 怪我をした直後で、痛みが強い・熱感が強い・腫れが急に増えている場合
    • 打撲直後で内出血が広がりそうな場合
    • 野球の投球後など、運動後に肩や肘が熱を持っている場合

    これらの場面では、1回10〜15分程度を目安に短時間のアイシングを行うことが有効な選択肢です。

    🚫 絶対にやってはいけないこと

    氷を直接皮膚に長時間当てると凍傷のリスクがあります。必ずタオルなどを介して行ってください。また、アイシングを始める前に、骨折・靭帯損傷がないかを医師に確認することが最優先です。

    アイシングが「逆効果」になる場面注意

    受傷後2〜3週間が経過しているのに、「まだ腫れているから」と毎日アイシングを続けるのは要注意です。急性期を過ぎた腫れに対して冷やし続けると、局所の血流を低下させ、組織修復に必要な循環を妨げてしまう可能性があります。

    💡 腫れ=冷やすは間違い?

    腫れの原因には、炎症・内出血・滲出液・リンパの流れの悪さ・関節を動かしていないことによる循環不良などがあります。急性期を過ぎた腫れに対しては、冷やし続けるよりも、圧迫・挙上・痛みの範囲内での関節運動・筋肉を使った循環改善・リハビリテーションのほうが重要になることが多いです。

    怪我の回復タイムライン:いつ何をすべきか

    怪我の回復タイムライン:急性期(0〜2日)→亜急性期(3〜7日)→回復期(1週間以降)の3段階ケア

    ▲ 怪我の回復は3段階で考える。「冷やして安静」で終わらせず、早期から動かすことが大会復帰への近道。

    時期主な症状・状態朋クリニックの対応方針
    急性期
    受傷直後〜2日
    強い痛み・熱感・急激な腫れ・内出血骨折・靭帯損傷の診断→必要な固定・圧迫・挙上→短時間のアイシング→超音波治療(弱い刺激)
    亜急性期
    3〜7日
    熱感・急激な腫れが落ち着いてくるアイシングより圧迫・挙上・関節可動域訓練を重視→サポーター・テーピングで保護しながら早期荷重開始
    回復期
    1週間以降
    慢性的な腫れぼったさ・硬さ・筋力低下温めて血流を促す→リハビリで筋力・バランス・可動域を回復→超音波治療の継続→必要に応じて治打撲一方

    「冷やして安静」が大会復帰を遠ざける理由

    冷やし続けるNG(関節が硬くなる・筋力低下・回復が遅い)vs 早期リハビリOK(血流改善・早期復帰)の比較

    ▲ 左:3週間アイシングを続けた場合(関節硬化・筋力低下)/右:早期からリハビリを開始した場合(2週目で復帰準備)

    冷やすことで痛みが一時的に軽くなることはあります。しかし、冷やして安静にするだけでは、関節が硬くなり、筋力が落ち、血流も悪くなり、結果として回復が遅れることがあります。

    怪我の治療で大切なのは、いつまでも痛みを避けることではなく、時期に応じて安全に動かし、機能を回復させていくことです。

    📖 PEACE & LOVE という考え方(British Journal of Sports Medicine)

    近年のスポーツ医学では、従来のRICE処置(安静・アイシング・圧迫・挙上)だけでなく、PEACE & LOVEという考え方が提唱されています。急性期には保護・圧迫・挙上を行い、その後は「適切な負荷」「血流を促す運動」「運動療法」「リハビリテーション」を重視する流れです。足関節捻挫でも、長期固定より機能的治療(サポーター保護+早期可動域訓練+荷重訓練)のほうが回復・再発予防に有利とされています。

    足首の捻挫を例にすると…

    足関節捻挫で2〜3週間が経過しているにもかかわらず、「まだ少し腫れているから」と毎日アイシングを続けている選手がいます。しかし、その時期に本当に必要なのは多くの場合、冷却ではありません。

    • 足首の関節可動域を戻すこと
    • 足首まわりの筋肉を使うこと
    • ふくらはぎの筋ポンプ作用で循環を改善すること
    • 適切に荷重して靭帯・関節に回復の刺激を入れること
    • バランストレーニングで再発を予防すること

    「怪我してから何週間も経つのに良くならない」
    「大会まで時間がない、早く復帰したい」
    そんな学生アスリートの方こそ、朋クリニックへ。
    当日から状態に応じたリハビリを開始します。

    🗓 朋クリニックをWeb予約する
    整形外科専門医3名在籍・常時2診体制で診療しています

    怪我当日から始められる「超音波治療」とは

    朋クリニックでは、骨折や重度損傷が否定でき、痛みの範囲内で安全に動かせる状態であれば、怪我の当日からでも弱い超音波治療を開始することがあります。

    ✅ 超音波治療の目的と効果

    超音波治療は、組織の深部に機械的刺激を与えることで、血流改善・細胞活動の促進・炎症反応の調整・組織修復の促進などが期待されています。特に低出力パルス超音波(LIPUS)については、軟部組織損傷や筋骨格系の回復に対して有用性を示す報告があります。ただし、超音波治療だけで怪我が治るわけではありません。正確な診断と時期に応じたリハビリテーションが治療の中心です。

    朋クリニックでは、これまで多くの外傷患者さんを診療してきた経験から、怪我のあとに長く冷やし続けるだけの患者さんより、早期からリハビリを開始し、必要に応じて弱い超音波治療などを併用した患者さんのほうが、腫れや炎症の引きが早く、関節の動きや日常生活への復帰もスムーズに感じられることを実感しています。

    打撲・捻挫後の回復を助ける漢方薬「治打撲一方」

    打撲や捻挫のあとに、腫れ・内出血・皮下出血・鈍い痛み・重だるさが残る場合には、漢方薬の「治打撲一方(じだぼくいっぽう)」という選択肢もあります。

    💊 治打撲一方が向いているケース

    • 打撲後に青あざがなかなか引かない
    • 捻挫後に腫れぼったさが残る
    • ズーンとした痛みが続く
    • 冷やしてもあまり変わらない

    朋クリニックでは、治打撲一方を「冷やし続ける治療」から「治していく治療」へ切り替える場面で検討しやすい薬の一つと考えています。

    🚨 スポーツ選手は必ず確認!漢方薬とドーピング

    「漢方薬だから安全」「自然由来だからドーピングに関係ない」とは言い切れません。日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の関連サイトでも、禁止物質を含む漢方薬があること、また漢方薬はすべての含有物質が明らかになっているわけではないため「禁止物質を含まない」と断定できない場合があると説明されています。

    総体・インターハイ・国体・大学スポーツなどドーピング検査を受ける可能性がある選手は、漢方薬を自己判断で内服しないこと。必ずスポーツファーマシスト・チームドクター・医師に確認したうえで使用してください。

    よくある質問
    Q
    捻挫したらすぐ病院に行くべきですか?
    A
    強い痛み・著明な腫れ・変形・歩けないほどの痛み・関節の不安定感・しびれがある場合は、まずレントゲンやエコーで骨折・靭帯損傷・血腫などを確認する必要があります。「ただの捻挫だろう」と自己判断せず、早めに受診することで正確な診断と早期治療が可能になります。
    Q
    投球後の肩・肘はアイシングしていいですか?
    A
    投球後に肩や肘に明らかな熱感・張り・ズキズキ感がある場合は、短時間のアイシングで熱感を落ち着かせることがあります。ただし、アイシングだけで解決しようとするのは危険です。投球数の管理・フォーム・肩甲骨や体幹の使い方・柔軟性・筋力・睡眠・栄養・クールダウンが肩・肘障害予防の本質です。
    Q
    怪我してすぐリハビリを始めても大丈夫ですか?
    A
    骨折・重度靭帯損傷が否定でき、痛みの範囲内で安全に動かせる状態であれば、早期からリハビリを始めることは医学的に理にかなっています。ただし、自己判断で動かし始めるのではなく、必ず医師の診察のもとで判断することが大切です。朋クリニックでは、当日から状態に応じたリハビリを開始することがあります。
    Q
    サポーターやテーピングはいつまで続けますか?
    A
    怪我の種類・程度・回復状況・競技の特性によって異なります。「痛みがなくなったら外す」のではなく、関節の安定性・筋力・バランス能力が回復したかどうかで判断することが大切です。再発予防のためにも、医師・理学療法士と相談しながら進めましょう。

    朋クリニックの整形外科・スポーツ外傷への対応

    朋クリニックの整形外科体制:整形外科専門医3名・X線・超音波治療・リハビリ完備・学生アスリートの大会復帰をサポート

    ▲ 朋クリニックでは整形外科専門医3名が在籍。X線・超音波治療・リハビリ設備を備え、学生アスリートの早期復帰をサポートします。

    朋クリニックでは、怪我をした直後から、単に「冷やしてください」で終わるのではなく、骨折や重度損傷がないかを確認したうえで、必要な固定・圧迫・アイシング、そして早期リハビリテーションを組み合わせて治療を行います。

    怪我を早く、きれいに、機能的に治していくためには、「冷やすか、温めるか」だけではなく、「いつから、どの程度動かすか」「どの組織が傷んでいるか」「どの治療を組み合わせるか」を見極めることが重要です。

    朋クリニックでは、患者さん一人ひとりの怪我の状態を確認しながら、急性期の痛みを抑える治療と、早期回復を目指すリハビリテーションを組み合わせて、できるだけ早く日常生活やスポーツに戻れるようサポートしています。

    ※眼科、産婦人科、歯科は当院では対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。

    まとめ|怪我したときに覚えておきたい3つのこと
    1
    まず正確な診断を受ける骨折・靭帯損傷の有無を確認することが最優先。自己判断で「ただの捻挫」と決めつけない。

    2
    アイシングは急性期の「短時間」だけ受傷直後の熱感・痛みに対して1回10〜15分。2〜3週間も冷やし続けるのは逆効果になることがある。

    3
    早期から「温めて・動かして・治す」急性期を過ぎたら、温めること・血流を促すこと・リハビリで関節と筋肉の機能を回復させることが大会復帰への近道。

    📝 この記事のまとめ

    • アイシングは急性期の短時間に有効。2〜3週間の継続は基本的に不要。
    • 急性期を過ぎたら温める・動かす・リハビリに切り替えることが重要。
    • 早期リハビリ(PEACE & LOVE)が大会復帰を早める。
    • 超音波治療・治打撲一方も回復を助ける選択肢。
    • スポーツ選手の漢方薬使用はドーピング確認が必須
    • 朋クリニックでは当日から状態に応じたリハビリを開始。

    ※ 本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。

    2026.05.05

  • blog

    しびれとビタミンB

    診察室で医師が患者さんに優しく説明している様子

    こんにちは。朋クリニックです。

    日々の診療の中で、患者さんから「手足がしびれる」「足の裏に紙が1枚挟まっているような感覚がある」といったご相談をよく受けます。そして、お薬手帳を見せていただくと、「メチコバール」などのビタミンBのお薬を飲まれている方が非常に多いことに気づきます。

    「しびれにはビタミンBが良いと聞いて飲んでいるけれど、どうして効くの?」
    今回は、そんな患者さんの素朴な疑問にお答えしながら、神経痛やしびれの本当の原因と、当院での治療の考え方についてお話ししたいと思います。

    📝 この記事のポイント

    • ビタミンBは「神経の修復」や「エネルギー補給」を助ける栄養素です。
    • 飲んですぐに痛みが消える痛み止めとは違い、ゆっくりと回復を支えます。
    • サプリメント(特にビタミンB6)の摂りすぎは、逆にしびれの原因になることがあります。
    • しびれの原因は様々です。お薬だけでなく、リハビリを含めた根本的な治療が大切です。
    ⚠️ こんな症状は早めに受診を

    「急に片側の手足が動かしにくくなった」「ろれつが回らない」「歩きにくい」「排尿・排便の異常がある」といった症状は、脳や脊髄の重大な病気のサインかもしれません。様子を見ずに、早急に医療機関をご受診ください。

    しびれや痛みでお悩みですか?
    内科・整形外科の両面から、症状の原因を丁寧に探ります。

    Web予約はこちら

    なぜ、しびれにビタミンBが処方されるの?

    筋肉や関節の痛みとは違い、神経痛やしびれは「神経そのもの」が圧迫されたり、傷ついたりすることで起こります。ビリビリ、ジンジンするような不快な感覚です。

    たとえば、こんな症状に心当たりはありませんか?

    • 手足がビリビリ・ジンジンする
    • 足の裏に紙が1枚挟まっているような感覚がある
    • 電気が走るように痛い
    • 手先・足先の感覚が鈍い
    • 長く歩くと足がしびれる
    • 首や腰から手足に痛みが走る

    このような症状は、体のすみずみまで走っている「末梢神経」が弱ったり、圧迫されたりすることで起こります。

    手足や足全体にしびれや痛みが出ているイラスト

    ビタミンB群は、私たちの体の中で「神経を修復する材料」「神経を動かすためのエネルギー」として働いています。だからこそ、神経が弱っている時にビタミンBを補うことで、神経の回復を後押しできるのです。

    3つのビタミンB、それぞれの役割

    ビタミンB1、B6、B12の役割を優しく表現したイラスト

    神経に関係するビタミンBには、主に3つの種類があります。

    • ビタミンB1(神経のエネルギー源):
      神経は体の中でも特にエネルギーを使います。B1は糖分からエネルギーを作り出し、神経がしっかり働くための「燃料」になります。不足すると、脚気に代表されるような手足のしびれや筋力低下が起こることがあります。
    • ビタミンB6(情報伝達のサポート):
      神経同士が情報をやり取りするための「神経伝達物質」の合成に関わります。これが不足すると、痛みに敏感になったり、しびれを感じやすくなったりします。
    • ビタミンB12(神経のカバーの修復):
      しびれの治療で一番よく使われるのがこれです(メチコバールなど)。神経は電線のように「ミエリン」というカバーで覆われています。B12は、この傷ついたカバーを修復するのを助けてくれます。

    正常な神経のカバーと、傷ついたカバーが修復されるイメージ

    特にビタミンB12欠乏による神経症状は、「血液検査で貧血がないから大丈夫」とは言い切れないことがあります。貧血が目立たない段階でも、しびれや感覚低下などの神経症状が先に出てくることがあるため、注意が必要です。

    知っておいてほしい「お薬」と「サプリ」の注意点

    ビタミンBのお薬を飲むときに、患者さんに知っておいていただきたいことが2つあります。

    1. 痛み止めのように「すぐには効かない」

    ロキソニンなどの痛み止めは、飲んでしばらくすると痛みが和らぎますよね。でも、ビタミンBは「神経の回復をゆっくり助ける」お薬です。飲んですぐに劇的にしびれが消えるわけではなく、数週間から数ヶ月かけて少しずつ変化を見ていくものになります。「1日飲んだけど効かなかった」とやめてしまわず、継続して使うことが大切です。

    2. サプリメントの「飲みすぎ」に注意

    サプリメントの飲みすぎに注意を促すイラスト

    「ビタミンだから、たくさん飲めば飲むほど体に良いはず」と思われるかもしれませんが、実はビタミンB6の摂りすぎには注意が必要です。

    ビタミンB6は「不足してもしびれが出る」のですが、「過剰に摂りすぎてもしびれ(末梢神経障害)が出る」ことがわかっています。複数のサプリメントや栄養ドリンクを毎日たくさん飲んでいる方は、知らず知らずのうちに摂りすぎていることがあります。神経痛を良くしようとして飲んでいたものが、逆にしびれの原因になることもあるので、注意してください。

    ビタミンB群は、毎日の食事からバランスよく摂るのが一番自然です。

    ビタミンB群を多く含む食品の優しいイラスト

    • ビタミンB1が多い食品:豚肉、玄米、大豆、うなぎ
    • ビタミンB6が多い食品:魚、鶏肉、バナナ、ブロッコリー
    • ビタミンB12が多い食品:貝類、レバー、魚介類、卵、乳製品

    特にビタミンB12は動物性食品に多く含まれるため、菜食傾向の方や、胃の手術後の方、胃薬を長期に飲んでいる方、高齢の方などは不足しやすいので注意が必要です。

    ビタミンBだけでは治らない?本当の原因を見つける大切さ

    ここまでビタミンBの良いところをお話ししてきましたが、実は「すべてのしびれがビタミンBだけで治るわけではない」ということも、正直にお伝えしなければなりません。

    しびれの原因は、人によって全く違います。たとえば——

    • 腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア:腰の骨が神経を圧迫しています。ビタミンBを飲んでも「圧迫」そのものは取れません。
    • 手根管症候群・肘部管症候群:手首や肘で神経が圧迫されています。
    • 糖尿病性神経障害:血糖の異常が神経を傷めています。血糖コントロールが最優先です。
    • 頚椎症性神経根症:首の骨の変形が神経に影響しています。
    • 帯状疱疹後神経痛:ウイルス感染後の神経の傷みです。

    これらはすべて「しびれ・ピリピリ・ジンジン」として現れますが、原因は全く違います。原因によって必要な治療も変わってきます。

    理学療法士と患者さんが和やかにリハビリをしている様子

    神経は「圧迫」や「引き伸ばし」に弱い組織です。そのため、お薬だけでなく、リハビリテーションで姿勢や筋肉のバランスを整え、神経への負担を減らしてあげることが、しびれの改善にはとても効果的です。ビタミンBで神経の回復を支えながら、リハビリで神経に負担がかかりにくい体に整えていく——この組み合わせが、慢性的なしびれや神経痛にはとても大切です。

    朋クリニックの治療方針

    「とりあえず、しびれ止めのお薬を出しておきますね」で終わらせないのが、私たちの診療方針です。

    朋クリニックには、内科と整形外科の専門医が複数在籍しており、常に2診体制で診療を行っています。内科の視点(糖尿病や血流、栄養不足などはないか?)と、整形外科の視点(首や腰で神経が圧迫されていないか?)の両方から、患者さんのしびれの「本当の原因」を探ります。

    必要に応じて、血液検査・レントゲン・エコー・神経学的診察などを組み合わせ、「どこの神経が、なぜ障害されているのか」を見極めます。その上で、ビタミンBのお薬・リハビリテーション・消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛治療薬・ブロック注射・生活指導などを組み合わせた、患者さん一人ひとりに合った治療をご提案します。

    ※当院では、内科(血液内科・神経内科専門医5名)、整形外科(整形外科専門医3名)が対応いたします。常時内科1診・整形外科1診の2診体制です。眼科、産婦人科、歯科の診療は行っておりません。

    しびれや痛み、一人で悩まないでください

    「ずっと手足がジンジンしている」「歩くと足がしびれてつらい」
    「糖尿病があって、しびれが気になる」
    そんな症状があれば、自己判断でサプリメントに頼る前に、一度私たちにご相談ください。
    Web予約をご利用いただくと、スムーズにご案内が可能です。

    診察のWeb予約はこちら

    ※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としています。症状には個人差がありますので、気になる症状がある場合は必ず医療機関をご受診ください。

    2026.05.04

  • blog

    変形性膝関節症

    🏥
    この記事の監修医
    黒坂 昌弘 先生
    神戸大学整形外科 名誉教授 / 朋クリニック 整形外科

    📝 この記事でわかること

    • 変形性膝関節症の原因・症状・進行の流れ
    • 「軟骨がすり減ったら治らない」は本当か?正しい知識
    • 治療の5段階ステップ(運動・薬・注射・MRI・手術)
    • 大腿四頭筋を鍛える推奨運動と体重管理の考え方
    • よくある質問(水を抜くとクセになる?ヒアルロン酸は効く?)
    • 朋クリニックへの受診・Web予約の方法

    こんにちは、朋クリニックの医師です。今回は、患者さんから非常に多くご相談いただく「変形性膝関節症」について、神戸大学整形外科名誉教授・黒坂昌弘先生の監修のもと、できるだけわかりやすく解説します。

    🦵 こんな症状はありませんか?要チェック

    「最近、膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」「立ち上がるときに膝が痛む」「正座ができなくなってきた」「病院で変形性膝関節症と言われたけど、結局どうしたらいいかわからない」…そのお悩み、朋クリニックにご相談ください。

    変形性膝関節症は、単に「年だから仕方ない病気」ではありません。また、レントゲンで変形があるからといって、すぐに手術が必要というわけでもありません。膝の状態を正しく見極め、その人に合った治療を選べば、手術をせずに生活しやすくなる方もたくさんおられます

    膝の痛みでお悩みの方はご相談を
    神戸大学名誉教授・黒坂先生在籍。整形外科専門医3名が丁寧に診察します

    Web予約はこちら →

    変形性膝関節症とは?膝の構造から理解しよう

    膝の関節は、太ももの骨(大腿骨)、すねの骨(脛骨)、お皿の骨(膝蓋骨)からできています。骨と骨が直接ぶつからないように、関節の表面には軟骨があり、クッションの役割を果たしています。

    変形性膝関節症では、この軟骨がすり減ったり、半月板が傷んだり、骨の形が変わってきたりします。その結果、膝の痛み・腫れ・水たまり・曲げ伸ばしの困難・O脚の進行・歩行障害などが出てきます。

    変形性膝関節症の構造解説:健康な膝と変形した膝の比較、軟骨のすり減り・骨棘・関節腔の狭小化・6つの主な症状

    ▲ 左:健康な膝(軟骨がクッションの役割)/右:変形性膝関節症(軟骨のすり減り・骨棘・炎症)

    💡 大切なポイント:レントゲンだけで判断しない

    レントゲンではかなり変形しているのに意外と歩ける方もいれば、変形は軽いのに痛みが強い方もいます。変形性膝関節症は「レントゲンの写真だけ」で判断する病気ではなく、痛みの場所・動作・腫れ・筋力・歩き方・O脚の程度・半月板や靭帯の状態などを総合的に評価することが重要です。

    変形性膝関節症の症状と進行の流れ
    初期の症状

    最初は「立ち上がるときだけ痛い」「歩き始めだけ痛い」「階段の下りで痛い」「長く歩いた後に痛い」「正座がしにくい」といった症状から始まることが多いです。

    中期〜進行期の症状

    進行すると、膝が腫れる・水がたまる・膝が伸びきらない・O脚が目立つ・歩く距離が短くなる・痛み止めが手放せない・夜間にも痛む、という状態になります。

    重症化すると…
    ⚠️ 放置すると生活の自由が奪われます

    買い物・旅行・孫と遊ぶ・仕事・階段・散歩…こうした当たり前の日常が、膝の痛みによって少しずつ制限されていきます。早い段階で状態を知っておくことで、治療の選択肢が広がります。

    変形性膝関節症の原因

    原因は一つではありません。主な要因として、加齢・体重増加・O脚・筋力低下・半月板損傷・過去の膝のけが・仕事やスポーツによる負担・遺伝的な体質・女性ホルモンの変化・骨粗鬆症・歩き方の癖などがあります。

    特に多いのは、O脚に伴って膝の内側へ負担が集中するタイプです。膝の内側にばかり体重がかかると、内側の軟骨や半月板が傷みやすくなります。するとさらにO脚が進み、さらに内側に負担がかかるという悪循環になります。

    🔍 膝の痛みは全部が変形性膝関節症とは限らない

    半月板損傷・偽痛風・関節リウマチ・鵞足炎・腸脛靭帯炎・骨壊死・疲労骨折・腰部脊柱管狭窄症による関連痛・股関節疾患からくる膝痛なども原因になります。特に急に強い痛みが出た場合・膝が熱を持って腫れている場合・発熱を伴う場合は、単なる変形性膝関節症の痛みではない可能性があります。

    変形性膝関節症の治療は「5段階」で考える

    変形性膝関節症の治療で大切なのは、いきなり手術ではないということです。多くの方はまず保存療法(手術以外の治療)から始めます。国際的なガイドラインでも、運動療法や体重管理などの非薬物療法が重要視されています。

    変形性膝関節症の治療5段階ステップ:生活指導・薬・注射リハビリ・MRI評価・手術の階段図

    ▲ 治療は5段階で考えます。多くの患者さんはステップ1〜3で十分な改善が得られます。

    1
    生活指導・運動療法・体重管理最も基本となる治療。筋力維持・体重コントロールが膝を守る第一歩。

    2
    薬・湿布・サポーター・装具痛みをコントロールしながら日常生活・リハビリを維持する。

    3
    注射・リハビリ・筋力改善ヒアルロン酸注射・ステロイド注射と理学療法を組み合わせる。

    4
    MRIなどで詳しく評価半月板損傷・骨壊死など、痛みの本当の原因を再確認する。

    5
    手術を含めた専門的治療を検討保存療法の限界と判断した場合に、骨切り術・人工関節などを検討。

    「今の治療で合っているか不安」「手術が必要か知りたい」
    そんな方こそ、朋クリニックへご相談ください。
    神戸大学名誉教授・黒坂先生の専門的な視点で、
    あなたの膝に最適な治療方針をご提案します。

    🗓 朋クリニックをWeb予約する
    整形外科専門医3名在籍・常時2診体制で診療しています

    変形性膝関節症で一番大事なのは「太ももの筋肉」

    膝が痛いと動かなくなりがちですが、「動かない→筋肉が落ちる→膝が不安定になる→さらに痛くなる」という悪循環が起こります。特に大切なのが、膝を支える大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)です。

    変形性膝関節症の推奨運動5種:椅子での足上げ・仰向け足上げ・ミニスクワット・水中歩行・自転車こぎ

    ▲ 膝に負担をかけすぎずに大腿四頭筋を鍛える5つの推奨運動。自己流ではなく医師・理学療法士の指導のもとで行いましょう。

    ✅ 体重管理のポイント

    体重が1kg増えるだけで、歩行時の膝への負担は約3kg増加します。ただし、高齢の方が無理な食事制限をすると筋肉まで落ちてしまいます。大切なのは「筋肉を落とさず、たんぱく質をしっかりとり、膝にやさしい運動を組み合わせながら少しずつ体重を落とす」ことです。

    よくある質問(変形性膝関節症)
    Q
    水がたまるから痛むのですか?
    A
    膝に炎症が起きていることが痛みや水たまりの原因です。通常は水が原因で痛くなるのではなく、炎症が原因です。
    Q
    水を抜くとクセになりますか?
    A
    水を抜いてもまたすぐにたまるのは、膝関節の炎症が治まっていないためです。水を抜いたからクセになるのではなく、炎症が続いているからまたたまるのです。必要なのは水を抜くかどうかだけでなく、炎症の原因を見つけることです。
    Q
    ヒアルロン酸注射は効きますか?
    A
    効き方には個人差があります。関節の動きをなめらかにし、炎症・痛みを軽くする目的で行います。注射だけに頼らず、リハビリと組み合わせることが大切です。患者さんの年齢・変形の程度・炎症の強さ・薬が飲めるかどうかなどを考えて選択します。
    Q
    軟骨がすり減ったら治らないのですか?
    A
    一度すり減った関節軟骨を完全に若い頃の状態に戻すことは簡単ではありません。しかし、軟骨が完全に元通りにならなくても、痛みを減らし・歩きやすくし・進行を遅らせ・生活の質を上げることはできます。治療の目的は「レントゲン写真を若返らせること」ではなく「膝を長持ちさせる戦略」です。
    Q
    サポーターや杖は使った方がいいですか?
    A
    正しく使えば、サポーターや杖は膝を守る道具です。杖は痛い膝と反対側の手で持つのが基本(右膝が痛いなら左手)。何となく買うのではなく、膝の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

    手術はいつ考えるべきか

    手術を考える目安は、保存療法をしても痛みが改善しない・歩ける距離がかなり短くなった・日常生活に支障が大きい・夜間痛がある・膝の変形が強い・生活の質が大きく落ちているといった場合です。

    手術の種類対象・特徴
    関節鏡手術半月板損傷・関節内遊離体など、比較的軽度の病変に対して行う低侵襲手術
    骨切り術O脚を矯正して膝への負担を分散させる。比較的若年・活動性が高い方に適応
    人工膝関節単顆置換術膝の内側または外側のみを人工関節に置き換える。靭帯が正常な場合に適応
    人工膝関節全置換術膝全体を人工関節に置き換える。重度の変形・痛みに対して非常に有効な選択肢

    大切なのは、早すぎず、遅すぎず、適切なタイミングを見極めることです。手術を怖がりすぎて何年も痛みに耐え続け、筋力が落ちてから手術を考えると、回復に時間がかかることもあります。

    神戸大学名誉教授・黒坂昌弘先生が在籍する朋クリニック

    朋クリニックの整形外科体制:神戸大学名誉教授・黒坂昌弘先生在籍、整形外科専門医3名、X線・MRI・リハビリ完備

    ▲ 朋クリニックには神戸大学整形外科名誉教授・黒坂昌弘先生が在籍。整形外科専門医3名体制で膝の痛みに専門的に対応します。

    ⭐ 黒坂昌弘先生在籍の大きな強み

    朋クリニックの大きな強みの一つが、神戸大学整形外科名誉教授・黒坂昌弘先生が在籍していることです。膝関節の構造・半月板・軟骨・靭帯・O脚・歩行バランス・手術適応・保存療法の限界など、これらを総合的に判断する専門的な視点を診療に活かせます。「まだ保存療法で粘れるのか」「MRIを撮るべきか」「手術のタイミングを考えるべきか」という判断が非常に重要な変形性膝関節症において、神戸大学名誉教授レベルの専門的意見を身近なクリニックで受けられることは大きな安心につながります。

    朋クリニックでは、変形性膝関節症に対して、単に湿布や痛み止めを出すだけではなく、診察・レントゲン評価・痛みの原因の整理・リハビリテーション・注射治療・装具やサポーターの相談・生活指導・必要に応じた専門病院への紹介まで、段階的に対応します。

    同じ「変形性膝関節症」でも、内側が痛い人・外側が痛い人・お皿まわりが痛い人・水がたまりやすい人・O脚が強い人・半月板が悪い人・腰からの影響がある人など、それぞれ治療方針は変わります。だからこそ朋クリニックでは、膝だけを単独で見るのではなく、歩き方・筋力・姿勢・生活背景まで含めて考えることを大切にしています。

    ※眼科、産婦人科、歯科は当院では対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。

    こんな症状があれば、一度受診を
    受診をおすすめする症状
    階段の下りで膝が痛い・立ち上がりで膝が痛い
    膝が腫れる・水がたまる・膝がパンパンになる
    O脚が進んできた・膝が伸びきらない・正座ができない
    歩く距離が短くなった・痛み止めがないと生活できない
    膝がガクッとする・夜も痛い・急に強い痛みが出た
    他院で変形性膝関節症と言われたが不安が残る・手術が必要かどうか相談したい

    まとめ|変形性膝関節症で一番大切な考え方

    📝 この記事のまとめ

    • 変形性膝関節症は「年だから仕方ない」ではなく、適切な治療で改善できる
    • レントゲンの変形だけで判断せず、症状・筋力・歩き方を総合的に評価することが重要。
    • 治療は5段階で考え、多くの方は手術なしで改善できる。
    • 大腿四頭筋を鍛える運動と体重管理が治療の基本。
    • 朋クリニックには神戸大学整形外科名誉教授・黒坂昌弘先生が在籍し、専門的な視点で診療。
    • 早めに相談すれば、できることはたくさんある。

    ※ 本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。監修:神戸大学整形外科名誉教授 黒坂昌弘先生

    2026.05.04

  • blog

    麻疹(はしか)が増えています!

    📝 この記事でわかること

    • 現在急増中の「はしか(麻疹)」の恐るべき感染力と症状
    • 免疫がないと「ほぼ100%」感染してしまう理由
    • ワクチン接種の重要性と対象者の見分け方
    • 朋クリニックでのワクチン接種のご案内とご予約方法

    🚨 【緊急警告】はしか(麻疹)の患者数が昨年の4倍に急増中!NOW

    現在、国内ではしか(麻疹)の感染が急速に拡大しています。今年の患者数はすでに昨年の同時期の約4倍に上っており、感染力はインフルエンザの約10倍とも言われています。特に海外渡航歴のある方や、人の移動が多い時期には最大限の警戒が必要です。

    「自分は免疫がある?」不安な方はご相談を
    はしかの抗体検査・ワクチン接種のご予約はこちら

    Web予約はこちら →

    インフルエンザの10倍!?はしか(麻疹)の恐るべき感染力

    こんにちは、朋クリニックの医師です。今回は、連日ニュースでも大きく取り上げられている「はしか(麻疹)」について、医療の専門家の立場から詳しく解説します。


    はしかの感染力比較イラスト:インフルエンザ(×2)とはしか(×12)の違いを示す図

    ▲ 1人の感染者から広がる人数の比較。はしかはインフルエンザの約10倍の感染力を持ちます。

    はしかは、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症ですが、その最大の特徴は「極めて強い感染力」です。感染力の強さを示す指標である「基本再生産数(1人の患者から何人に感染するか)」は、インフルエンザが「1.2〜2」であるのに対し、はしかはなんと「12〜18」!これは、新型コロナウイルスをも遥かに凌ぐ、人類が知る中で最も感染力が強いウイルスのひとつです。

    空気感染するため、すれ違うだけでも危険

    さらに恐ろしいのは、はしかが「空気感染」するということです。咳やくしゃみの飛沫だけでなく、ウイルスが空気中を漂い、同じ空間にいるだけで感染するリスクがあります。そのため、手洗いや一般的なマスクだけでは完全に防ぐことができません。

    ⚠️ 免疫がなければ「ほぼ100%」発症します

    過去にはしかにかかったことがなく、ワクチンも接種していない(免疫がない)人がウイルスに暴露されると、ほぼ100%の確率で発症します。決して「ただの風邪」と侮ってはいけません。

    はしかの症状と命に関わる合併症


    はしかの症状3段階イラスト:カタル期・発疹期・回復期

    ▲ はしかの経過:風邪のような症状から始まり、全身に発疹が広がります。

    はしかに感染すると、約10〜12日間の潜伏期間を経て、以下のような症状が現れます。

    1
    カタル期(約2〜4日)
    38度前後の発熱、咳、鼻水、目やになど、風邪に似た症状が出ます。この時期が最も感染力が強いとされています。

    2
    発疹期(約3〜5日)
    一旦熱が下がった後、再び39度以上の高熱が出るとともに、特有の赤い発疹が顔から全身へと広がります。

    3
    回復期
    発疹が暗褐色になり、熱も下がって回復に向かいます。

    重症化リスク:肺炎や脳炎を引き起こすことも

    はしかの本当の恐ろしさは、合併症にあります。約30%の患者に合併症が見られ、中耳炎、肺炎、脳炎などを引き起こすことがあります。特に肺炎や脳炎は命に関わる危険な状態で、先進国であっても約1000人に1人の割合で死亡すると報告されています。

    「はしかの抗体があるか分からない」「ワクチンを打ちたい」
    朋クリニックの内科専門医がしっかりサポートします。

    🗓 朋クリニックをWeb予約する
    内科・整形外科は常時2診体制で診療しています

    唯一の防衛策!ワクチン接種の重要性


    ワクチン接種イラスト:医師が患者にワクチンを接種し、緑のシールドがウイルスを撃退する様子

    ▲ ワクチン接種で免疫の盾を手に入れましょう。ウイルスから大切な命を守れます。

    はしかに対する特効薬(抗ウイルス薬)は現在存在しません。つまり、発症を予防する唯一にして最強の手段が「ワクチン接種」なのです。

    はしかワクチンは非常に有効性が高く、2回の接種を受けることで99%以上の人が十分な免疫を獲得できるとされています。しかし、現在日本国内では、ワクチンの接種率が低下傾向にあり、これが今回の流行の一因とも考えられています。

    あなたは大丈夫?年代別・ワクチン接種状況の目安

    ご自身が十分な免疫を持っているか、以下の表で確認してみましょう。

    生まれ年定期接種の状況とリスク
    平成12年(2000年)4月2日以降【2回接種世代】基本的には免疫がある可能性が高いですが、母子手帳等で2回接種したか確認をお勧めします。
    昭和47年(1972年)10月1日〜平成12年(2000年)4月1日【1回接種世代】1回のみの接種では免疫が不十分な可能性があります。追加の接種を強く推奨します。
    昭和47年(1972年)9月30日以前【定期接種なし世代】自然感染して免疫を獲得している方が多いですが、感染歴がない方は全く免疫がない危険性があります。

    💡 朋クリニックからのアドバイス:
    「自分がワクチンを何回打ったか分からない」「過去にはしかにかかったか覚えていない」という方は、まずは抗体検査を受けることをお勧めします。採血で簡単に現在の免疫状態を調べることができます。

    抗体検査・ワクチン接種はお早めに!
    ワクチンの在庫には限りがあります。ご希望の方はお早めにご予約ください。

    Web予約はこちら →

    朋クリニックは内科専門医が5名在籍!安心の医療体制


    朋クリニックのスタッフイラスト:笑顔の医師・看護師が患者をお迎えする様子

    ▲ 朋クリニックでは専門医が常時2診体制でみなさまをお迎えしています。

    朋クリニックでは、内科・整形外科ともに常時2診体制で診療を行っております。内科には血液内科専門医、神経内科専門医が計5名在籍しており、はしかをはじめとする感染症から、様々な内科疾患まで、専門的かつ的確な診断・治療を提供しています。

    はしかの感染拡大が懸念される今、ご自身と大切なご家族の命を守るためにも、少しでも不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。

    ※眼科、産婦人科、歯科は当院では対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。

    まとめ|ワクチン接種で「はしか」から命を守ろう

    はしかは、非常に感染力が強く、重篤な合併症を引き起こす恐ろしい病気です。しかし、ワクチン接種という確実な予防法が存在します。今、私たち一人ひとりが正しい知識を持ち、適切な行動をとることが、社会全体の感染拡大を防ぐことにつながります。

    📝 この記事のまとめ

    • はしかの患者数が昨年の4倍に急増。感染力はインフルエンザの10倍。
    • 空気感染するため、手洗いやマスクだけでは防げない。
    • 免疫がないとほぼ100%発症し、肺炎や脳炎などの重篤な合併症のリスクがある。
    • 発症を防ぐ唯一の方法は「ワクチン接種」。
    • 接種歴が不明な方、1回しか接種していない年代の方は、抗体検査や追加接種を強く推奨。

    ※ 本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。ワクチンの在庫状況によっては、ご希望の日に接種できない場合がございます。事前にお問い合わせください。

    2026.05.03

  • blog

    患者様へのお礼の言葉

    2021年9月の開院以来、延べ41,000人以上の患者さまにご来院いただいています

    朋クリニックは、2021年9月に明石市西明石エリアで開院して以来、地域の皆さまに支えられながら診療を続けてまいりました。

    そしてこのたび、開院以来の延べ来院患者数が41,000人を超えました。
    数ある医療機関の中から朋クリニックを選んでいただき、足を運んでくださった患者さま、ご家族の皆さま、地域の関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

    41,000人という数字は、私たちにとって単なる来院数ではありません。
    お一人おひとりの不安、痛み、体調不良、健康相談、リハビリへの思いに向き合ってきた積み重ねであり、地域医療に携わるクリニックとして大変ありがたく、また身の引き締まる数字です。

    西明石・明石市エリアで、多くの患者さまに選ばれているクリニックとして

    朋クリニックは、内科・整形外科を中心に、日常的な体調不良から、けが、腰痛、膝痛、肩こり、骨粗しょう症、生活習慣病、健康診断、リハビリテーションまで、幅広い診療を行っています。

    西明石周辺には多くの医療機関がありますが、その中で朋クリニックがこれだけ多くの患者さまにご来院いただけていることは、地域の皆さまから一定の信頼をいただけている証の一つだと考えています。

    もちろん、来院数が多いことだけが医療機関の価値ではありません。
    しかし、長く通ってくださる患者さま、家族で受診してくださる患者さま、知人やご家族に紹介してくださる患者さまが増えていることは、私たちにとって大きな励みです。

    近隣の接骨院・鍼灸院の先生方からもご紹介いただいています

    朋クリニックでは、地域の患者さまからのご来院に加えて、近隣の接骨院や鍼灸院の先生方からも、多くの患者さまをご紹介いただいています。

    柔道整復師の先生方、鍼灸師の先生方が日々の施術の中で患者さまの状態を丁寧に見極め、医師による診察や画像検査、医学的な判断が必要と考えられる場合に、朋クリニックへご紹介いただけることを大変ありがたく感じています。

    これは、地域の施術所の先生方からも一定の信頼をいただいている証の一つであり、私たちにとって大きな励みです。

    また、朋クリニックでは、近隣の接骨院・鍼灸院の先生方との交流会も定期的に行っています。
    医療機関と施術所が互いに顔の見える関係を築くことで、患者さまがより安心して治療や施術を受けられる地域連携を目指しています。

    整形外科、リハビリテーション、接骨院、鍼灸院がそれぞれの専門性を活かしながら連携することで、痛みやけがでお困りの患者さまにとって、より相談しやすく、より切れ目のないサポートにつながると考えています。

    朋クリニックが大切にしていること

    朋クリニックでは、患者さまが「ここに相談してよかった」と思えるような診療を目指しています。

    1. 内科と整形外科を一つのクリニックで相談できる安心感

    体調不良、発熱、咳、鼻水、腹痛、生活習慣病、健康診断などの内科的なご相談に加えて、腰痛、膝痛、肩の痛み、首の痛み、けが、骨折、捻挫、手足のしびれ、リハビリなどの整形外科的なご相談にも対応しています。

    「これは内科に行くべきか、整形外科に行くべきか分からない」という場合でも、まず相談しやすいクリニックでありたいと考えています。

    2. リハビリテーションにも力を入れています

    朋クリニックでは、痛みを一時的に抑えるだけでなく、日常生活や仕事、スポーツへの復帰を見据えたリハビリテーションにも力を入れています。

    腰痛、膝痛、肩関節痛、首の痛み、骨折後、捻挫後、スポーツ障害など、患者さまの状態に合わせて、医師とリハビリスタッフが連携しながら治療を進めています。

    3. 地域のかかりつけ医として、相談しやすい雰囲気を大切にしています

    医療機関に行くとき、多くの方は少なからず不安を感じます。
    「こんな症状で受診していいのかな」
    「大きな病気ではないだろうか」
    「痛みが続いているけれど、どこに相談したらいいのだろう」

    朋クリニックでは、そのような不安を少しでも軽くできるよう、患者さまのお話を丁寧に伺い、必要な検査や治療方針を分かりやすく説明することを大切にしています。

    41,000人のご来院は、地域の皆さまとの信頼の積み重ねです

    2021年9月の開院から現在まで、朋クリニックは決して特別なことだけをしてきたわけではありません。

    目の前の患者さまに丁寧に向き合うこと。
    必要な検査を行い、できるだけ分かりやすく説明すること。
    痛みや不安を抱える方に、少しでも安心して帰っていただけるよう努めること。
    地域の皆さまが困ったときに相談できるクリニックであり続けること。

    その日々の積み重ねの結果として、延べ41,000人以上の患者さまにご来院いただけたことを、スタッフ一同、大変ありがたく感じています。

    この数字に甘んじることなく、これからもより良い医療、より通いやすいクリニックづくりを目指してまいります。

    西明石・明石市で内科、整形外科、リハビリをお探しの方へ

    西明石・明石市周辺で、内科、整形外科、リハビリテーション、健康診断、生活習慣病のご相談、けがや痛みの診療をご希望の方は、朋クリニックへご相談ください。

    発熱、咳、鼻水、腹痛、生活習慣病、健康診断の結果相談、腰痛、膝痛、肩の痛み、首の痛み、手足のしびれ、スポーツによるけが、骨折や捻挫後のリハビリなど、幅広く対応しています。

    また、接骨院や鍼灸院に通院中の方で、画像検査や医師による診察が必要かもしれないと感じている方も、必要に応じてご相談いただけます。
    地域の医療機関・施術所と連携しながら、患者さまにとって安心できる診療を心がけています。

    地域の皆さまにとって、これからも「困ったときに相談できるクリニック」であり続けられるよう、スタッフ一同、誠実に診療を行ってまいります。

    ご予約について

    朋クリニックでは、WEB予約をご利用いただけます。待ち時間の短縮にもつながりますので、受診をご希望の方はぜひご活用ください。


    WEB予約はこちら

    これからも、地域に必要とされるクリニックを目指して

    朋クリニックは、これからも西明石・明石市の皆さまの健康を支える身近な医療機関として、内科・整形外科・リハビリテーションを中心に、地域医療に貢献してまいります。

    41,000人以上の患者さまにご来院いただいたことへの感謝を胸に、これからも一人ひとりの患者さまに丁寧に向き合い、安心して通っていただけるクリニックを目指します。

    そして、患者さまだけでなく、地域の接骨院・鍼灸院の先生方、医療・介護・福祉に関わる皆さまとも連携しながら、西明石・明石市エリアの健康を支える存在であり続けたいと考えています。

    今後とも朋クリニックをよろしくお願いいたします。

    2026.05.02

CATEGORYカテゴリー